2014年5月3日土曜日

越後路

湯沢から金沢まで500キロを移動
新庄から余目までは最上川に沿って下る
水量は多い
対岸の山腹に山桜が咲いている
晴天であれば、さぞ鮮やかであったろうが、天気は小雨模様

余目からは羽越本線
基本、海岸線に沿って走る
山が海に迫っている
鼠の関を過ぎたところで越後に入る
これが新潟県の北の端
西の端は糸魚川を過ぎたところにあるから、
まっこと越後路は長い

村上が近づくと、急に山が遠ざかり新潟平野が広がってくる
新発田からは、雪をいただく山々が望め、
ここもまた水の豊かな土地であることがわかる


新潟で小休止
ゴールデンウイークで人出も多く、
なんだか田舎から大都会に出てきた気分になる
そうか、上越新幹線で東京と2時間でつながっているのか

金沢までは北越という特急電車で移動
最近とみに新幹線の速度が苦手
在来線特急の時速100キロに満たないくらいのスピードがちょうどよい
外は暗くなり、海沿いを走っているはずなのに日本海は見えない
西の空に三日月が掛かっている