2014年8月1日金曜日

1974年-序 why 1974?

自分の日記、ノートの類いを読み返すなんてことは、ほとんどない
このままのかたちで残しておいてもゴミになるだけである
さてどうする?
古いノートをどんどんスキャン
その後、シュレッダーにかけてたのち、捨ててしまうことにした
手許に1970年から2013年までの電子化されたノートが残った

1974年は私個人にとって特異な年であった
サンタフェという米国ニューメキシコの田舎町で新年を迎え、
その年の終わりには、インド・ケララの田舎にいた
一年丸ごと海外で過ごした年はこの1974年しかない
ただ、その一年をどのように過ごしたか、40年前のことゆえ記憶があやふやである

さて、1974年はどんな年であったのか?
ウィキペディアで1974年という項目を観ると、次のような事件が並んでいる
これらを一覧してもピンとこないが(なんせ、僕自身日本国内で起こったことはリアルタイムで経験していない)、前年1973年に勃発したオイルショックの余波が続き、トイレットペーパーが払底し、消費者物価が一年で23%上がった年として記憶されているはずだ
  • 2月4日 - パトリシア・ハースト誘拐事件
  • 3月10日 - ルバング島で小野田寛郎元少尉を発見
  • 4月20日 - 東京国立博物館でモナ・リザ展開催(6月10日まで)
  • 5月15日 - セブン-イレブン東京都江東区に第1号店を出店
  • 8月8日 - ウォーターゲート事件ニクソン米大統領辞任
  • 8月15日 - ソウルで朴大統領狙撃事件(文世光事件)
  • 9月13日 - 日本赤軍がオランダ・ハーグにあるフランス大使館を占拠(ハーグ事件)
  • 10月8日 - 佐藤栄作前首相にノーベル平和賞が贈られることが決定する
  • 10月14日 - 巨人の長嶋茂雄選手が後楽園球場の対中日ダブルヘッダーを最後に引退
  • 12月9日 - 金脈問題で田中角栄首相辞任。三木武夫内閣発足
手元に残った電子化されたノートを手掛かりに
この 年の自分の足取りを再構築してみようと思う
インターネットはまだなく、郵便、電話が主たる通信手段だった時代の話である