2015年2月11日水曜日

Dad, it's your turn now - 5

湯河原にやってきた
生前、父が懇意にしていた家族経営の温泉宿へのお礼参り
というか、私もお湯に入りたい

父が東京に移るきっかけとなったのが12年前の骨折
我が家に転がり込んできたのはよいが、
受験生を抱えていた身としては難問多発
交通整理役にくたびれはてた末、考え出したのが「湯治」案
その時に出会ったのが、開店直後のこの湯河原の宿というわけだ
最初のうちは、私も付き添って一緒に泊まっていた
温泉宿から出勤なんて、考えようによっては随分な贅沢してたわけだ
父の湯河原通いは、東京に引っ越してきたあとも続いていた

お嬢さんのアトピー治療のため、温泉宿を始めたという、亭主のこだわりは相当のもの
水は一切足さず、風を送ることで湯温を調整している
口コミで評判は広がり、最近では予約も取りづらくなっている様子

風薫る湯宿の童女は若女将 (昧波)

まだ小学生だったお嬢さんも高3で、現在受験真最中だとのこと
時間が経つのは早いものだ