2016年3月25日金曜日

照明

回り稽古の責任者が下見に来てくれたとき
この照明じゃないほうがいいよね、と言われたのが
会場として使う予定の六畳間にぶら下がっている蛍光灯で
先住者が残していた昭和色いっぱいの代物

これまで、六畳間は居間として、受付の場として使ってきたから、
とりあえずo.k.だったが、稽古の場となるとちょっと...という感じ
いずれ取り替えなくてはと思っていたものだが、さてどうしよう

澁谷先生のことを思い出した
大井町稽古場でも使っている強化和紙を使ったランプシェードの製作者
とてもよいものなのだが、はたして在庫はあるのだろうか?
なんせ、十年近く前の話なのだ
思い切って電話してみると、どのタイプのものですかとのお返事
どうやら品物は残っていて、しかも何種類もあるようなのだ

アトリエにお邪魔させていただいた
昭和初期に建てられたという古色蒼然とした日本家屋
通された客間には、大きな丸テーブルに背の低い椅子が置かれていて、
和室もこんな風に使えるのかと驚いた

小ぶりのペンダント型のものを選んで持ち帰った
一旦、六畳間に取り付けてみたのだが、むしろ四畳半の部屋に合いそうなのだ
結局、四畳半にぶら下げることにして、四畳半で使っていたのものを六畳間に移した
これでは、六畳間の照明問題は解決したことにならず、
ひょっとすると、もうすこし大振りのものを澁谷先生にお願いすることになるかもしれない

とても回り稽古のギャラではまかない切れそうもない