2016年10月8日土曜日

二年目

9月は、夏の疲れと、一年前の引っ越し疲れと、その前の年の看病疲れが一気に押し寄せてきたようで不調の極み。何人かの人に「寂しそう」と声を掛けられたが、まあ、妻の命日が近づいてくると、あれこれ想い出すことも多い。急に涼しくなったので、扇風機を片付けたり、冬支度をはじめたのだが、その後、暑さが戻ってきてしまったのはご愛嬌。台風18号が通り過ぎ、これで、やっと秋になるだろう。旧暦ではもう晩秋なのに。

30年間書き続けてきたので、このブログももう閉じてしまおうかとも考えたのだが、稽古会の告知には使っているので、当面、継続することにした。ただし、以前使っていたseesaaブログは閉鎖し、このブロクの記事も京都引っ越し以前のものは読めない状態にしてしまいました。ただし、資料的に読めたほうが良さそうなものは順次復活させていきます。振り返ってばかりもいられない。

京都暮らしが二年目に入ってようやく次になにが起こるのか少しだけ予測がつくようになった。案の定、今月末の近所の神社のお祭りのための奉加帳も回ってきた。三ヶ月以上咲き続けていたムクゲもようやく終盤に近づいてきて、代わりに南天の実が色づいてきている。秋明菊も咲いている。植物についての知識が増えたのが、ここ一年のいちばんの成果かもしれない。