2017年5月28日日曜日

真空

ひさしぶりの空間現代@外
空気感の薄さなのかと最初は思った
だが、それは空気感の希薄さではなく真空の現出であった
大音量で音はスピーカーから聴こえてくる
ステージも近いから、ドラムの響きもボーカルの声も直に伝わってくる
音は空気を介して伝わってくる
しかしこの音がなくても、つまり真空の中で演奏しても、これは音楽なのではないか
そのような妄想に駆られた
耳の聴こえない人は、どのように空間現代を聴くだろうか?
映画メッセージを観たばかりなのかもしれないが、
こいつらなら宇宙人と交信できるんじゃないかしら
ボクにとって、空間現代は妄想の種である