2018年8月30日木曜日

8月の読書

ゾミア-脱国家の世界史* J.C.スコット みすず書房 2013
ゼロからトースターを作ってみた* トーマス・トゥウェイツ 飛鳥新社 2012
定年入門* 高橋秀実 ポプラ社 2018
辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦* 高野秀行x清水克之
 集英社インターナショナル 2018
どもる体 伊藤亜紗 医学書院 2018
知られざる縄文ライフ* 譽田亜紀子 誠文堂新光社 2017
ヒルビリー・エレジー* J.D.ヴァンス 光文社 2017

2018年8月17日金曜日

送り火

お盆明けとともに涼しい風が吹いてきた
五山の送り火は旧友のお宅で鑑賞
なんと大文字ならず、妙法、舟形、左大文字、遠くに鳥居の姿まで拝むことができた
70年代、80年代の友人たちが集う会となり、互いの無事を祝う

2018年8月14日火曜日

パンク

俗界で七転八倒しております
後ろから弾は飛んで来るし、いきなり亡き者にされようとするし(比喩です)、
ほんと俗世はすばらしい
静かに生きるかパンクに生きるか、それとも第三の道はあるのか、
一体全体、どのような晩年が僕にはふさわしいのかという一点が問われているのだが、
すでにやんちゃな道を踏み出している

で、遺言書、のようなものを書き始めました
婚姻届と遺言書はセットであるというのが、たどり着いた結論
そもそも、僕が死んだあと墓守はだれがするのかという話から始まったことなのだが、
ここをはっきりさせておかないと、話が前に進んでいかない
ところが、遺言書(のようなものですが)も書き始めると実に楽しいのです、これが
え、こんなことまで僕が決めちゃうわけ、というところまで踏み込まざるえない
形見分けのリクエストは今のうちにお知らせください

来るべき未来がとうとう来てしまった
そんなことを感じさせるこの夏の猛暑ですが、
とにかく生き延びましょう

2018年8月4日土曜日

信用

25年も前のことになる
整体コンサルタントの試験を受けた
本部道場が改修中で、稽古場が試験会場
稽古場を離れて整体コンサルタントとなるか、
それとも稽古場の裏方を続けるのか
二者択一の決断を迫られたーいや、自分自身に迫った
岐路という言葉はこのためにあるんじゃないかと思えるほどの分岐点
今にして思えば、だけれど

あるとき、会長室に呼ばれた
その時、ロイ先生が話をされたのが「信用」ということだった
この組織は信用で成り立っているのです
ロイ先生と二人だけで話した最初で最後の機会だったかもしれない
結局、僕は後者の道を進むことに決めた
ロイ先生にはご迷惑をかけた

あらためて信用ということを考えている
整体指導者って、なかば出家者のようなもので、
その出家性ーという言葉があるかどうか不明だけどーを
自らの立処にしているところは否めない
それ故の信用というものもある
さて、還俗してしまった私に、どのような信用が残されているのか

ロイ先生のご命日に、こんなことを考えている