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2026年6月6日土曜日

富山

 北陸新幹線が敦賀に伸びるまで、白山稽古会の会場のある松任までは特急サンダーバード一本でたどり着けた。今では、敦賀、小松で2回乗り換え、やっと松任。時間も細切れにされ、ゆっくり寝てられない。

 一度、在来線で行ってみたいと思っていた時に、北陸二日間のフリーきっぷを見つけた。新幹線開通後、分割民営化された三つの旧北陸線を使った鉄道会社が共同で発行する電子チケット。高架を走る新幹線に比べ、地面の上を走る鉄道は楽だ。一時間余分にかかるが、体への負担は少ない。

 稽古会初日は予定より早く終わったので、東に向かうことにした。金沢は百万石祭りで混みそうなので、一気に富山まで足を伸ばすことにした。富山って、ほぼ降りたことがない。金沢から一時間で富山。駅前の空が広い。路面電車が走ってるのもよい。環水公園まで歩き、世界一美しい?スタバを展望台から見下ろし、また駅まで戻ってきた。

 このフリーきっぷ、結構使い出がある。富山では白エビ天丼も食べたことだし、帰りは福井で途中下車して、ひさしぶりに蕎麦でも食ってから帰ろうと思っている。

 先月は松山の街を歩いたし、その前の月は佐原。知らない街を歩くのは、今でも好きである。





2026年4月20日月曜日

古伊万里

稽古に見えている方から骨董のお店を再開しますとのお知らせをいただいていたので、散歩がてら顔を出すことにした。いい感じの器が並べられていて、つい、古伊万里の湯呑みに手が出てしまう。家に帰って、ふたつ並べてみると、同じ図柄なのに、違った人が絵付けしたことは明らかで、そのおおらかな感じが愉しい。




御用のない方

この掲示の前を通るたびに立ち止まり、はたして、僕のような罪深い人間ほど、この場所に御用があるのではないかしらと考えこんでしまうのです。






2026年1月19日月曜日

京都散歩

京都は歩かないとわかりませんよ
と、訪ねてくる人には話すのだけれど、
一旦暮らしはじめると、歩かなくなる出かけなくなる。
街探検をやっていたのは、最初の数年で、
以後、典型的、かどうかはわからないけど、引きこもりの京都人になってしまった。

京都の地図をひろげて、自分の行動半径を確かめてみた。
京都市内の西北側に住んでいるから、動線は東に南に向かう。
街の中心方向である。ゆるやかな下り方向でもある。
中心地の向こう側にはほとんど出かけないし、
東方向でも、やや上りとなる東、北方面は空白地帯になっている。

いざ、北東方向へ歩きはじめる。
金閣寺をかすめ、仏教大のキャンパスを突き抜け、さらに北に向かう。
ゆるい登り坂を過ぎると、意外にも平坦な土地が広がっている。
一様院という小さなお寺に立ち寄り、さらに北に歩を進め、
今日の目的地と定めた正伝寺の入口にたどり着く。

参道を抜けると小ぶりな建物が現れる。
人影もなく、なんと拝観客は私ひとり。
縁側に坐し、石庭越しに比叡山を望む。この風景を見たボウイは泣いたという。
一人であることをよいことに、座る角度を少しづつ変えてみる。
なんと比叡山を背に、ご本尊に向かったときに現れるまとまり感が、なんとも力強い。
え〜っと驚いて、本堂に入り、広間の真ん中に座り、障子の間から比叡山をみると、
ここが一番落ち着く。

正伝寺を後にして、比叡山を右手に下り道をひたすら降りていく。
ほどなく、賀茂川の河川敷に出る。
御薗橋の上手ということは、上賀茂神社より、さらに上流ということになる。
川幅は、三角デルタあたりに比べ、随分と狭い。
今日はここで打ち止め。