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2025年11月25日火曜日

イベント案内 「関西フォークムーブメントと社会運動──かわら版、ハンパク、フォーク集会」

立命館大学平和ミュージアムで12月20日(土)、「関西フォークムーブメントと社会運動──かわら版、ハンパク、フォーク集会」というイベントが開催されます。

12月20日 土曜日 14時〜17時 無料 予約不要

 https://rwp-museum.jp/event/20251220_01/




2024年10月1日火曜日

かわら版WEB公開

 かわら版デジタル化プロジェクト、軽い気持ちではじめたものの、結局3年かかってしまいました。片桐ユズルが亡くなって丸一年、ようやくウェブ公開に辿り着きました。ここまでの経緯はこのブログでも載せてきたので、以下を参照のこと。https://dohokids.blogspot.com/search/label/%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%82%89%E7%89%88

 1967年から1992年まで25年分を年度ごとPDF化しました。総ページ数は約2000頁。データ量としては全部で2GBくらいになります。できれば索引も作成したいところですが、これは次の人におまかせします。紙の原本は、立命館大学平和ミュージアムに預かっていただく予定です。

 初期のかわら版には、B4サイズの藁半紙の片面に印刷されていたものもありますが、号を重ねるうちにB5サイズ8頁立の形式に落ち着いていったようです。つまり、 B4サイズの用紙に両面印刷し真ん中で折り込んで8頁立てにするというもの。真ん中の見開きページは全面を一つの記事に使っているケースもあります。画像の取り込みはページ毎行っています。この見開きページも半分ずつ二つの画像として取り込み、両面印刷した場合でもページ立てが崩れないようにしています。ただ、こうすると見開きページは、いわゆるハラキリ状態になってしまうので、見開きページを一枚の画像として、その月の最終ページに追加しています。

 著作権法的に不透明な部分もあるので、当面、限定公開とします。閲覧希望者は、下記URLの申し込みフォームに必要項目を記入の上申し込んでください。折り返し、URLとパスワードをお知らせします。利用に際して、法的な枠組みから逸脱しないようご留意ください。また商用利用もお断りします。

片桐ユズル かわら版閲覧申請フォーム

かわら版デジタルアーカイブについてのご質問等はdohokids@gmail.com角南まで



2024年1月31日水曜日

片桐ユズルの字体

 片桐ユズルが1967年から1992年までの25年に渡って発行していた「かわら版」のデジタル化が3年がかりで完了した。資料化をはじめたはよいが、本体が見つからず、5年分を残したままになっていた。ところが、年が明け、歴史的資料としての「かわら版」に興味があるという研究者と出会い、あらためてユズルさんの書庫から引き揚げてきた資料を再チェックしているうちに、1974年から1979年の欠番部分を見つけてしまった。3月3日に片桐ユズルを偲ぶ会をやる予定にしているのだが、このタイミングで出てきたかと驚いている。

 「かわら版」の特徴といえば、ほぼ全部、片桐ユズルの手書きによって作られている点が挙げられる。1980年代に入ると、ワープロ文字も増えてくるのがが、それまでは基本手書き。活字の部分というと、新聞の切り抜きで、手書きと活字のコントラストが、とても面白い。ユズルさんの字はちょっと丸みをおびたやさしい字体で、ペンの太さもロゴ、見出し、本文と、それぞれ違ったペンを使い、とても読みやすい。あれこれ工夫していたことがよくわかる。

 ともあれ、デジタル化した資料は、チラシ等も含め計1883頁。われながらよくやったものだ。




 

2021年10月17日日曜日

かわら版デジタル化プロジェクト

 今年初めにはじめた「かわら版」デジタル化プロジェクトも第3コーナーに入ってきた。保存状態の良い90年代から時代を遡るようにデジタル化してきて、それが一段落したので、こんどは最初期から現在に向かって作業を進めることにした。創刊号は1967年発行。なんと半世紀以上前になる。手元にある資料の八割がたのデジタル化が済んだことになる。手順については、基本「デジタルアーカイブの作り方」に沿って作業している。まず、iPhoneのカメラで一年分(100枚弱)を撮影。iPhoneの写真アプリで傾き、歪み調整、サイズの調整をしたうえで、写真をairdropでMacBook airに転送。MBAのプレビューアプリで、色合い、露出、シャドウ等6種類くらいをスライドバーで調整。一年分を一つのPDFで書き出すという作業をしていく。ここまで1000頁分くらい取り込んできたことになる。なんとか年内には完了したい。ただ、資料としてより完成度を上げるためには、1973〜1979年(56号〜104号)の欠落部分を手に入れる必要がある。もし、段ボールの奥に、この時期の「かわら版」を発見された方はご連絡いただきたい。



2021年2月18日木曜日

デジタルアーカイブの作り方

かわら版デジタル化プロジェクトを始動させたものの、原本の保存状態をかんがみると、当初考えていたスキャナを使うよりもデジカメで作業を進めていく方がよいという結論。

最初は、床の上に原稿を置いて、スマホのカメラで撮っていたのだが、なかなか水平が保てず、あとの調整作業に手間取ってしまうので、作業台にカメラを固定した方が能率的という結論にたどり着いた。 作業台にスマホスタンドを取り付け、スマホを固定し、その下に原稿を置くというスタイル。スマホに触れずともシャッターが切れるよう、Bluetoothのリモコンを購入。ページをめくり、リモコンシャッターを押すだけで、次々に画像を取り込んでいける。あとは、紙の凸凹への対処法を見つけられれば完璧。

画像の歪み調整、切り取りはパソコンでやるよりもスマホ上でやる方が簡便みたい。歪み修正後の画像をスマホからパソコンに送り込んで(iPhoneからMacにはAirdropという機能が使える)、ここから画質の調整に入る。取り込んだ一号分7枚の画像をプレビューで表示させ、一枚一枚、色を落とし、露出でモノトーンに近づけていく。それができれば、後はPDFで書き出しておしまい。

わざわざ紙に打ち出す必要はないのだけれど、出来上がったPDFをワープロソフトに流し込み、ページの割り付けを工夫して、A4裏表に印刷して40年前のB58ページ建のミニコミをA5サイズで再現している。去年、プリンタとパソコンを買い替えたのだが、まさか、ここで役に立ってくれるとは思ってなかった。

ここからは、ルーティン化した作業を粛々とやるだけなのだが、このスマホを使ったスタイルであれば、手分けしてやることもできる。人海戦術で一気呵成に進めていくことも十分可能だ。




2021年2月9日火曜日

かわら版

記憶というのは、「過去」という大きな袋に次から次へ出来事を放り込んで保存している感じで、時間が経つにつれ、袋の中の出来事が混ざり合って時系列がどんどん曖昧になっていく。その時系列を確認するためには、当時の資料に当たるしかない。一次資料はやはり大事なのだ。 

片桐ユズルが発行していた「かわら版」というミニコミがある。1967年にはじまり1990年代まで続いたもので、70年代中盤からの10年間くらい僕も読者の一人だった。昨年末出版された「忘れてもいいように」は片桐ユズルの語りを元に構成されているのだけれど、「かわら版」は言ってみれば紙に保存されている記憶と呼んでいい。

そのかわら版、残されてはいるけれど、デジタル化されているわけではないから、現物を手にするしか、それに触れる機会はない。 「かわら版」デジタル化しちゃいましょうよ、と提案したのは、僕自身、段ボール三つ分くらいのノートをデジタル化したり経験があるから。ノートをバラしてスキャンする。カッターナイフと定規、それにパソコンとスキャナがあればできる。作業としてはそれほど難しいものではない。とにかく一度現物見せてとお願いしたところ、分厚いファイル3冊が届いた。 

現物を見て頭をかかえた。最初期のものー発行から半世紀経っているーは予想以上に劣化が進んでいる。そもそもが藁半紙(いまの人に分かってもらえるかな〜。一番廉かった紙質のもの)に印刷されたもの。おまけに、パンチで穴を開けたものを閉じているので、端っこが欠けている部分もある。このままスキャナにかけたらバラバラになってしまいそうだ。デジカメで撮影する必要が出てくるかもしれない。パンチ穴が本文にかぶり、データとして欠落している部分もある。できればパンチ穴のない現物がほしい。これは思った以上に手間のかかる作業になりそう。一年がかりのプロジェクトになる予感。みなさんの知恵もお借りしたい。