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2026年9月5日土曜日

週2

集団の稽古を週2にしたら、ずいぶん稽古した感がある。
もし、週2の稽古を10週間続けたら、なんか身につくんじゃないかと思えるほど。
片桐ユズルさんが、強調してた「週2マジック」の意味がわかる気がする。

僕の稽古場では基礎しかやらない。
昔々やっていた稽古のリバイバルも多い。
でも、現在地の知見を持って過去にやった稽古をやると、温故知新というべきか、稽古に新しい光を当てられる。故に、闇雲にやっていた稽古に筋道を与えることができるから、参加しているひとには、きっと分かりやすい。僕らが30年かけてやってきたことを3年で伝えられるかもしれない。もっとも、体は保守的で、頭はそれに輪をかけて頑固だから、身につけるまでには、やはり相応の時間がかかる。

それにしても、今ごろになって、なんで海外から人が来るのか?
今週も舞踏女子2名、オーストラリア、アメリカからやってきた。はじまりは、去年のヨーロッパ遠征。ウィーンの会に出てたオーストリア人男子が去年の暮れにフィンランド人舞踏男子を連れてきたのが連鎖して、今年になって毎月のように誰かが訪ねてくる。今月半ばからは田中さんつながりのブラジル人研究者が3ヶ月の予定で京都に来ることになっている。

さて、週2の稽古はどう展開していくのだろう。

2026年8月31日月曜日

稽古日程9月〜

9月から集団の稽古を増やします。
火曜日 11時〜13時 生観法基礎 月3回程度の開催になると思います。
随伴行気、観点といった基礎的知識も学べる会にしたいと思っています。
9月1日(火)が初回です。

ブラジルから女性ひとり稽古にやってくる予定で、その方が参加の場合、バイリンガル運用になります。

稽古日程 ↓

2026年8月22日土曜日

マルチリンガル・コミュニケーション

晴風学舎のマルチリンガル・プラットフォームについて考えている。
今は自分が見ているウェブページを、そのまま他言語に翻訳してくれる。
最近、PDFさえホームページ上で変換されることを体験してびっくりした。

マルチリンガルでウェブページを運用する場合、日本語、英語のバイリンガル運用をまず考える。英語以外の言語は付け足しというか、日本語と英語を並列させ、西欧言語であれば、英語の定番から翻訳をすることになる。はたして英語を定番言語として扱うべきなのか、それとも、英語も含め多言語をフラットに扱うべきなのか?

日本語と英語のギャップについては、以前このブログでも書いた。

つまり、英語の定番文章を作ることも、なかなか難しい。
であるのなら、誤訳誤読を前提として、プラットフォームを作って良いのではないかという結論にたどり着く。日本語と他言語に翻訳された文章とのギャップを埋めていくプロセスそのものが、稽古になりうるのではないかということだ。

SNSには翻訳機能を持つものが多い。つまり、日本語だけの人と、ポルトガル語だけの人がいたとして、この2人はそれぞれの母国語だけを使ってSNS上で会話可能になっている。それがはたして会話なのか、見かけ上の会話なのか、こればっかりは実験してみないとわからない。

ここまで書いてきたことはAIの利用を前提としているわけだけれど、AIについては思うところも多々ある。この世界にどのように踏み入っていけばよいのでしょう。

2026年8月3日月曜日

自己紹介

ここ一週間くらい、妙にこのブログを見にきてる人が多い気配があったのだけれど、今日、新しい風韻が届いて、その謎が解けました。今月中旬くらいと予告されていた風韻がもう発行発送されてたのですね。ならば、ちょっと、自己紹介しておかねば。

はじめまして角南です。
京都で世界一小さい(おそらく)稽古場を開いています。
38年前、整体協会に本部稽古場が開設されたとき、事務局で働いていたのですが、暇そうにしていたせいなのか、稽古場運営の事務方を任されることになり、以後20年、途中からは、稽古担当も兼ねながら事務局に籍を置いていました。2009年、二足の草鞋はもう限界と無理やり事務方を卒業し、給与のない生活に突入。2015年に拠点を東京から京都に移し、はや11年になります。青年老やすく学なり難しで、70代中盤に突入。そうそう、近年、耳遠くなってコミュ障気味です。以後、お見知りおきを。

今回の風韻に寄稿した原稿の元々のタイトルは「稽古場の冒険」。適当に改変してくださいといって編集部に渡したのですが、予想の上を行ってくれました。原稿の最終行に「おのおの方、準備はできましたか」という脅し文句が入っていたのですが、これもオミット。僕としては、芭蕉の引用も含め、「旅」を裏テーマにしていたのですが、ちゃんと伝わってそうですね。月刊全生からの写真がデカデカと使われている。38年前の秋ですね。竹を構えているのは佐々木正則さん。四半世紀前かもっと前、裕之先生はしきりに「21世紀の整体にしなきゃいけない」とおっしゃっていた。新しい世代の文章を読んでいると、それが「脱整体」というかたちで実現しつつある。期待しかない。






2026年8月1日土曜日

8月の稽古

季節は晩夏。
夕方の光は夏の終わりを思わせるものの、気温は下がらないですね。

8月の下旬、ブラジルから女性一名、稽古のために京都にやってきます。
舞踊、舞台を専攻されている50代女性で、3ヶ月滞在の予定とのこと。
個別稽古ばかりだと、こちらがへばりそうなので、稽古パートナーとして、稽古にお付き合いいただける方を募集します。ブラジルの田中さんのところで稽古されてきた方なので、案外、動法はしっかりしてるかも。彼女の踊りの研究と僕らがやってきた稽古がどう繋がっていくのか、一緒に探求してみようとおもいます。

等持院稽古場の稽古日程はこちらでご覧ください。

2026年7月17日金曜日

蹲踞

原稿書きしているなかで、稽古場最初期の動法の稽古、「蹲踞」に触れた。
「蹲踞」ってどうやってたんだっけ、と思い出しながら、この春から再開した動法基礎のコマで、女子2人を相手にやってみることにする。

冷房を入れてるにもかかわらず、3回やると汗が吹き出してくる。夏を乗り切るには、こういう汗をかかなきゃねとひとりごちながら、稽古を先に進める。

まずは、跨ぎの動法。うつ伏せに臥している人に跨り、そこから背中に手が届くくらいまで腰を下ろしていく。そして、またぎかえる。

こういう動きの稽古も楽しいけれど、ちょっとだけ内観を入れてみる。随伴行気をやってみて、どれで引き込まれるように腰が降りていくか。なるほど、同調を用いることで、「自分」という枠を拡げていく、あるいは壊していく。

そうたいした動法はやってないのに、脚の付け根が痛いとか、あれこれおっしゃる。ここでいう筋肉痛って、束になって凝り固まっていた糸が解けていく現象と理解すべし。

夏は汗をかこう。

2026年7月1日水曜日

稽古日程7月

 日本代表のワールドカップはブラジルに1-2で敗れ終了。
7月は落ち着いて稽古できそうです。

回り稽古も始まっていて、等持院回は先週。
参加者6名プラス付き添い2名、私を含め9名が四畳半に入室。
窮屈になるかと思いきや、意外に大丈夫でした。

この回り稽古の会場となる5稽古会の日程を一覧できるページを作りました。
晴風学舎の稽古場ページが稼働するまでの暫定的運用になります。

足袋の注文の取りまとめも始めました。
今回は、7/12の白山稽古会で締め切る予定です。

等持院稽古場の稽古日程はこちらでご覧ください。

2026年6月12日金曜日

回り稽古(継続募集中)

今月21日からはじまる回り稽古、参加者募集継続中です。
テーマも決まったようです。



2026年6月1日月曜日

稽古日程更新6月

晴風学舎となって丸2ヶ月経過。
濃厚な日々が続いています。

毎週、同じ時間に稽古するのはよいですね。稽古にリズムが生まれてきます。
入会の受付も一段落。
妙心寺如是院での三日間の稽古会も無事終了。
6月には回り稽古も始まります。

4月以降の変更点
*稽古会費を一部改定します。
*動法基礎を再開します。
*個別稽古と集団稽古各一回を組み合わせた月登録制を設けます。

稽古日程はこちらでご覧ください。

2026年5月19日火曜日

回り稽古

第一回晴風回り稽古の概要が発表されました。
詳細はこのページのQRコードからご確認ください。

かつて「衣笠絵描き村」と呼ばれていたこの地が、いまや晴風稽古村となってきたことは先月書いたが、早速、この特性を活用した「回り稽古」が発案された。毎日曜日全5回なんて濃密な稽古会に参加しようという猛者はいるのか?
























詳細、参加申し込みは、こちらから




2026年5月15日金曜日

連句と筆動法の試み

機は熟したというべきか、筆動法と連句を合体させた会を一度やってみることにします。5月24日(日)11時から3時間、場所は等持院稽古場。筆動法初心者も連句初心者も参加歓迎。なんせ、主宰者が初心者ですから安心して(かえって不安要因か)ご参加ください。定員は5名とします。要予約。事前問い合わせも歓迎です。

最初は長句(五七五)に短句(七七)を付けていく練習くらいからはじめましょうか。それとも、発句を立てて、三つもの(発句・脇・第三)を編むか、はたまた、表六句まで辿りつかせるか。清書は筆動法に則って、などと考えはじめているのですが、こればかりは、蓋を開けてみないことには分かりません。

「筆動法でたどる奥のほそ道」なんて稽古を大井町稽古場でやっていたのは20年も前になるのですね(遠い目)。

2026年4月29日水曜日

筆動法

筆動法
五人の線





2026年3月21日土曜日

動法2026

あと10日で整体協会とはさようならだ。
当面、月刊全生は読みたいから、一般会員は継続の予定。それでも、長年、職員として関わってきたわけで、やはり寂しい。今月末が最後になる京都研修会館での稽古会にしても、1990年から続いているわけで、36年の歴史がある。今の気分とすると、2009年に事務員を卒業して、独り立ちした時の感じか。よるべのなさと、期待感が入り混じっている。

さて、4月から心機一転といきたいところだが、なんせ70を超えた爺さんになっている。稽古場がはじまって十年くらいは、稽古場は動法の場であった。当時、わたくし30代。稽古場が始まって十年後でも40代半ば過ぎ。青年ではないか。当時50代だったおばちゃんたちも、若者と一緒に竹の棒を振り回していたわけで、いや、たいしたものだと今になって思う。この世代の生き残りは、さすがに少なくなってきたが、しぶとく稽古を続けている人たちもいる。汗と涙の時代です。

跪坐ひとつできない、当時の足首の固さはなんだったんだと思う。第一世代が跪坐ができるようになると、第二世代は苦もなくそれができてしまうという不思議。第一世代は、文字通り外形から入ったわけで、ひたすらマゾヒストとなって、稽古に励んでいた。
この時の教訓。
1 自分の限界は自分では見定められない。
2 そこに他者が入ると、限界と思っていたものの先があることがわかる。
3 解像度を上げることで自分で自分を追い込むことができる。

で、4月から、再び動法と取り組むことにした。
毎週、「動法基礎」という名前で、動法の稽古をします。動法をちゃんとやってない人たちが増えてきてる風なので、今一度、鍛え直す。自分が年取ってきて、やってくる高齢の人には優しく甘くなってしまっているが、年齢関係なく、ちゃんと動法には取り組んだ方がよいというのが結論。とはいえ、ハード系の稽古にはならない。私自身のための稽古でもある。

2026年3月3日火曜日

辞表

整体協会に辞表を出す日が来るとは思わなかった。
整体協会に入会して48年、本部事務局に入社して40年、技術研究員となって18年。
ともかく、長い付き合いであることだけは確かである。

昨夏、師匠が突然、整体協会からの分離独立を宣言した。
おれになんの相談もなく、というのは、そもそも無理な相談だろうけれど、
一緒に闘ってきた自称同志としては、まったく青天の霹靂。
この感情を腹に納めるのに半年かかった。

こういう時は、先に逝ってしまった仲間たちに訊いてみるしかない。
それぞれの顔を思い浮かべながら、
「おまえさんたちが、オレの立場だったらどうする?」と声をかけてみる。
返ってくる答えは判で押したように皆同じで、逆に尻を叩かれる始末。

で、4月から新組織「晴風学舎」に加わることにした。
活動の中味はこれまで通りなのだけれど、一応、会員制の組織なので、
稽古してきた方たちにも、新組織への加入をお願することになる。

ゼロから立ち上げる組織。
前途多難の船出となりそうだが、幸いなことに、人材はいて、中味もある。
あとは、運営力。

これを機に稽古会費も上げようと思っている。
はい、便乗値上げです。

2026年1月6日火曜日

室野井洋子を稽古する

去年のヨーロッパ遠征の余波なのか、海外からの来訪者がポツリポツリとやってくる。
面白いのは、日本滞在中に知り合った友人を引き連れてやってくるというパターン。ウィーンでの稽古会に出たオーストリア人男子が、2回目には、フィンランド人男子2名連れてやってきた。一人は長年舞踏の稽古をしているという。そして3回目になると、今度は、2回目来た人が別の三人目、なんと今度は、日系ウルグアイ人女子を連れてやってくる。いったい、ここでやってることをどのように伝えているのやら。

ここでやっていることに一番食いついてくるのはダンサーたち。ブラジルの田中さん繋がりで、ここ十年の間に十人くらいやってきたんじゃないかしら。みな、見えないものに集注しようとしている。

僕の中で、舞踏といえば室野井洋子ということになる。なんと亡くなって9年経つのだ。亡くなった翌年とその次の年、パートナーの高橋幾郎さんたちが編集し、出版にこぎつけた「ダンサーは消える」「踊る身体」を開いてみると、室野井さんが、そこに居る。後者は稽古記録のまとめである。室野井さんの稽古を言語化する力に舌を巻く。このテキストを使えるのは、きっと僕しかいない。今年は室野井洋子を稽古してみようと思う。





2025年1月9日木曜日

初雀

稽古はじめは筆動法(5日)。
新年の季語を書いてみる。
草石蚕、若水、初旅、初雀、初稽古。

ちゆんちゆんと挨拶交わす初雀 小鳥
初稽古今年は何度皮を脱ぐ   和宏




2024年9月14日土曜日

動法1

なぜか小さな子に掌を差し出すと必ずその掌をパーで叩きにくる。じゃあ、こうやってごらんと拳をグーにして叩く時はパー。それができたら、今度はグーを天井側に向けてクルッと回転させてパーで打ってみる。難易度をひとつ上げるごとに集注はどんどん高まってくる。4歳の孫が通っている野外保育の会に顔を出したときのの一コマ。

まったく同じことを等持院の公開講話でやってみる。4歳児が面白がるように40代50代の大人も面白がり不思議がる。まあそこから如何に触れるかというテーマに入っているいくのだけれど。



2024年5月16日木曜日

your夜学 2

 来週水曜日(22日です)、your夜学(→https://dohokids.blogspot.com/2024/03/blog-post.html)の2回目やります。1回目(4/24)は総論で終わってしまったので、今回は各論に入ります。といっても、この「整体育児論を参照軸にした身体論」というタイトルで始めたこの会、やっているうちに自分自身の問題意識がだんだん明らかになってきて面白い。その問題意識というのは、思いのほか大きなテーマで、「整体はフェミニズムと出会えるのか」というもの。僕が整体の勉強をはじめた頃ー半世紀前ですー整体は「自立の思想」としてもてはやされる一方、整体育児論は、「三歳児神話」に与するものとしてリブの女性たちの反発を食らっていた。「次回は体力について話します」と予告したのだけれど、胎児期、そして三歳までの期間というのは、この体力を育てていく上で核になる時代であるから、私など、三歳児神話を擁護する立場になるかもしれない。しかし、三歳児神話問題の核心は、子育てを母親に押し付けていたところにあって、高度成長期における特異な家族形態であった「男は外、女は内」というイデオロギーにあったと考えるべきだろう。やはり「大人問題」なのです。

 参加希望者は必須ではありませんが予約お願いします。初回参加されてないかたも方もどうぞ。今回もにんじん食堂さんがお弁当を作ってくださるはずので、お弁当希望の方はその旨、記してください。

2024年4月26日金曜日

your夜学

第一回目のyour夜学、無事終了。
参加者は11名で、うち等持院稽古場関係者が5名もいたので、アウェイ感はあまりなし。
等持院稽古場は、ずっと個人教授中心でやってきたから、横の繋がりはあまりない。なので、一昨日のyour夜学で初対面というケースもあったりする。僕の話が終わったあと、にんじん食堂さんに作っていただいた弁当をみんなで食べるという光景も新鮮だった。

話は総論で終わってしまった。
稽古らしきものもひとつ入れたが不発。
録音しておくつもりだったのに、緊張していたせいか、鞄から取り出すのを忘れていた。
次回5月22日(水)は、「体力とは」という話をしますと予告。
2回目からでも参加できます。

2024年3月20日水曜日

身体論講座

4月からご近所のシェアキッチンで「身体論」の講座を始めます。
座学ってやったことがないので、はたしてどういう展開になるのやら。
身体論といっても、「極私的身体論」になることは必定。
今日(3/20)、プレトークをする機会があったのですが、2冊の本を持参し、「私の話は、この2冊の本の間を往き来することになるでしょう」と予告して来ました。一冊目はエリック・カールの『はらぺこあおむし』(偕成社)、そして、もう一冊が田中聡の『身の維新』(亜紀書房)です。