2026年6月29日月曜日

付ける

30年以上、サッカーを見続けているが、日本サッカーの進化は素晴らしい。と、同時に、サッカー解説の進化が素晴らしい。昔の地上波でのサッカー中継では解説者なのか応援団なのかわからない人が喋っていた。パスを付ける、といった表現は昔からあったはずだが、サッカー解説できかれるようになったのは、最近のことかもしれない。

そう「付ける」なのです。連句協会の原稿も、回り稽古もテーマは付ける。このところ、「付ける」のことばかり考えている。パスを付ける場合であれば、パスの受け手は未来に属している。連句の場合は、前の句、つまり過去に付けることになる。同じ、付けるでも方向性が逆。

付けることで、過去の構造は変わらないのに、その存在が変容する。付ければ付けるほど、季節は順の方向に巡っていくのに、集注は遠い過去に向かっていく。不思議な文芸だ、連句は。サッカーだって、そう単純ではない。予め定められたゴールという終点にボールを運ぶという行為が未来に向かうものなのか怪しい。ボールは、ゴールから逆算され逆流してきた今と、後ろからやってきた流れがぶつかる刹那の一点にあるのだから。

6月の読書

ケアと編集* 白石正明 岩波新書 2025
数ならぬ身とな思ひて* 別所真紀子 新人物往来社 2007
神の蝶、舞う果て* 上橋菜穂子 講談社 2026
僕には鳥の言葉がわかる* 鈴木俊貴 小学館 2025
ボケてもいいよ(増補新版)* 村瀬孝生 西日本新聞社 2025

2026年6月18日木曜日

整体が消えた 2

 三日間の稽古会が終わったのに、まだ月半ばであるというのが不思議でしかたない。30年間、京都の三日間が終わって、その月が終わるという日程になじんでいたから無理もない。稽古会のスケジュールも、以前よりゆったりしている。なによりも、会場まで歩いて行けるというのが、ありがたい。徒歩17分。自転車で10分。

 裕之先生の稽古からも、見事に整体が消えた。新しい顔ぶれも増え、これまでとは違った切り口になるだろうなとは思っていたが、僕の予想のはるか上を行っている。これまで40年間積み上げてきたものを、一旦横に置いて、ゼロから晴風に組み替えようとしているかのようだ。建物の壁を消して、動きだけで生成されていくかんじ。すごいな。
 
 月末に回り稽古がやってくるし、同時に、連句協会のための原稿締め切りも近づいている。連句を稽古化して、ついでに原稿のネタにもしたい。こんな都合のよい一石二鳥を目論んでいる。こんな風に考えられるようになったのも、整体が消えたせいかもしれない。

2026年6月13日土曜日

ワールドカップ開幕

ワールドカップが始まった。
とはいえ、今回は無料放送される日本代表の試合は観るかもしれないが、DAZNに入る予定はない。なんせ、あれこれやることが目白押しで、早朝、午前中の時間帯にサッカー観てる場合ではない。今回の楽しみ方は、予想を立てて、その予想と結果を照らし合わせながらダイジェストを観るくらいか。ひとりTOTO。

初日の2試合を事前に占ってみた。僕の見立ては、メキシコ2-0南アフリカ、韓国1-1チェコというもの。グループリーグは、勝つか負けるか引き分けかの3択。メキシコの試合は、勝敗、点数ともズバリ的中。韓国の試合は、後半追加点を上げて2-1で韓国勝利。続けて2日目。カナダ1-1ボスニア・ヘルツェゴビナ、米国3-1パラグアイと予想したのだが、それぞれ、2-1、4-1。米国の勝利は的中。ここまでの的中率50%。まずまずの成績ではないか。

問題は日本に初戦となるオランダ戦。妙心寺での稽古会ともろに被っているではないか。しかも午前5時キックオフ。早起きして、7時まで試合を見て、11時に家を出る。そのまま、夜の11時まで稽古が続くから、とんでもなく長い一日となる。いや、悩ましい。

【追記6/18】
グループリーグ一巡目24試合の予想的中率は24分の11、46%。いくら予備知識が少ないとはいえ、せめて的中率5割は超えるだろうと高を括っていたのだが甘かった。

【追記6/24】
グループリーグ2巡目に入って、強豪国が順調に勝ち始めたせいで、的中率は24分の16、67%に上昇。3巡目の予想は難しくなる。ハイドレーションブレークって酷いね。

【追記6/28】
グループステージ3巡目終了。各チームの思惑を読みきれず、的中率は24分の14、58%にとどまる。ともあれ、日本代表の次戦は対ブラジル。6月で終わってしまうのか、7月に突入出来るのか。30日午前2時キックオフ。2-2、延長PK戦で日本勝ち抜けというのはどうだろう。韓国は敗退したが、ホン・ミョンボは無能ではない。

2026年6月12日金曜日

回り稽古(継続募集中)

今月21日からはじまる回り稽古、参加者募集継続中です。
テーマも決まったようです。



2026年6月9日火曜日

百花撩乱

玄関に飾ってある中川一政翁の絵葉書「正念場」を「百花撩乱」に入れ替えた。
稽古の帰りぎわ、この「正念場」を見つけ、「うむ、正念場だ」と呟き、自分に気合を入れていた人も何人かいたから、きっと時宜に適った三文字だったのだろう。

昨日、水無瀬の稽古場から戻ってきて、この絵葉書を眺めたとき、そろそろ変える時がきたと思った。では、どれに変えるか。もうこれしかない。

それにしても、一政翁の書はいいなあ。



2026年6月8日月曜日

水無瀬稽古場

水無瀬稽古場にお邪魔してきた。
4月に開設したばかりの、青畳の香りする稽古場。
畳、建具が入る前の段階で一度訪ねてはいるのだが、いや立派な稽古場になっている。

生け花を素材にした稽古。
稽古のヒントをたくさんいただく。

水無瀬神宮で茅の輪くぐりもしてきました。