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2012年8月1日水曜日

オムレツ

「たまには朝御飯作って」
というリクエストに応えて、台所に立った
一家に主婦は二人いらないから、
このところ主夫業はサボリ気味だったのだ

メニューは簡単
トマトサラダ、オムレツ、トーストと紅茶
トマトはサイコロに切る
ドレッシングづくりはカミさんにまかせることにして、
オムレツにとりかかった
フライパンに卵を流し込んで火加減をみているうちに、
先日、ある人から受けた相談事をふと思い出した
そうか、料理に挑戦させればいいじゃないか

相談事というのは、その人自身のことではなく、
その元同僚から持ちかけられた、
「僕、動きがとろいんですけど、なんとかならないですかね」
という漠然としたもの
僕も、その人とは少しだけ付き合いがあって、
「同時並行処理が苦手な人」という印象が残っている
単純に「稽古しなさい」とは言えない距離なので、
アドバイスのしようがないなあと、聞き流していたのだ

料理って、ちゃんと段取りを踏んで複数の作業を並行してやんなきゃいけない
でないと、温かいトーストと紅茶とオムレツが同時にテーブルに並ばない
そいういう意味ではかなり修練のいる作業
加減とか塩梅とか極めてアナログな感覚的世界で、
オムレツなんて、追求していけば、とてつもなく深い世界

料理に挑戦しなさい
こんなアドバイスを伝えようかと思っている
でも、そのもとになる感覚的世界=身体という部分は手つかずのまま
隔靴掻痒感は残る

2012年5月18日金曜日

自炊継続中

自炊もあと一週間で終了の予定
なんちゃって禁糖なもので、だらだらと禁糖中
料理は禁糖メニューです






























































2012年5月3日木曜日

禁糖メニュー

料理写真を楽しみにしている人が若干名いる(?)ようなので、
禁糖に入ってからの「作品」をアップ
禁糖をはじめたのはよいのだけれど、どうも今年はしくじってばかり
6日目に買ってきたしめ鯖、一切れ口にして甘酢であることに気づく始末
でも買っちゃったし、美味しいし、独りだし、食べるしかない
自炊派になってしまった今年は禁糖はやりやすいはずなのに・・・
「なんちゃって禁糖」になりそうな予感

鶏肉アボガドのわさび醤油炒め+トースト

海鮮アボカド丼

鶏肉の塩麹焼き+小松菜の炒め物+新タマネギと卵の味噌汁

禁糖の味方はホームベーカリー
砂糖なしフランスパンが定番

2012年4月24日火曜日

片付けはつづく

家の片付けを始めて数週間
ずいぶんとモノを捨てた
もう、いつでも引っ越し可能
といって、引っ越しのあてがある訳でもない
家の中が片付いてくると、
25年暮らしてきたこの家もまんざらではない
と思えてくるから不思議だ

とうとう禁断の食器と衣類に手を付けてしまった
つまり、基本的に僕の領域でないものにまで片付けを広げてしまった
鬼の居ぬ間に
それにしても、食器棚や押入れの奥に
箱詰めのまましまい込まれている食器の多いこと
普段使っているものより、よいモノが使われることなくしまい込まれている
たしかに、使いこなせそうもない立派なものもあるけれど、
ちょっともったいない

衣類は、とりあえず自分のものから
稽古着の多さには我ながらおどろいた
考えてみれば、20年近く稽古着を着ているわけだから無理もない
いただいたまま、ほとんど袖を通してないものもある
稽古着の形もずいぶん変化してきた
初期の頃のものなど、おくみもないから、もう着ることはないだろう
だんだん、自分の好みも定まってきているので、
当面、必要なものと予備のものを少し残して整理することにした

片付けもまた、日々の積み重ね
ですね

2012年4月22日日曜日

料理(朝食編)

まるで食ってばっかりみたいだけど・・・
でも、弧食はいかんですね

ツナサラダの朝食
パンは自家製なのだ

豆苗とトマトいりオムレツ















ほっけの干物
大根の味噌汁
ちょっと野菜が足りない


2012年4月19日木曜日

料理(夕食編)

料理のレパートリーは順調に増えている

ご近所からいただいた筍御飯
近所の肉屋で買ったポテトコロッケ
作ったのはしめじの味噌汁だけだな

すきやき

アスパラと卵の炒めもの
イワシ缶
キムチ

小松菜と豚肉の炒めもの
味付けは塩のみ
冷奴にキャベツと油揚げの味噌汁

レジ袋

やたらレジ袋が多い
台所のあちこちに分散してしまい込まれている
押入れを開ければ、こっちは紙袋にビニール袋
ケーキ屋さんだ洋服屋だと、大小取り混ぜてしまい込まれている
本来収納するものによってスペースが奪われるというのは主客転倒している

僕の父方の祖母は、レジ袋に埋もれて亡くなった
最晩年、一度訪ねていったことがある
六畳程の居室が、文字通りスーパーのレジ袋であふれていた
勿体無い世代ではある
捨てられない世代が、ものを捨てることをよしとする時代まで生きてしまった悲喜劇
子供たちは、そんな祖母の習性を矯正することを諦めた
祖母の世代のほうがまっとうだよね

ドイツの街角のスーパーで買物をして、レジを済ませたら、
袋類を一切なにもつけてくれなくて驚いたことがある
なまものは買わなかったから、そのまま手持ちのカバンに詰め込んで事なきを得たが、
肉野菜買ってたら大変だった

エコエコといってる割に、スーパーのレジ袋は健在のよう
一度、家の中のプラスチック袋を一掃して、以後増えないようにやってみよう

---
昨日は病院行きを娘にまかせて、三週間ぶりに医療機関に顔を出さない一日
今朝はなんだかボーッとして目覚め、しばらくボーッとしてたのだが、
これはいかんと、裏庭の片隅に置いてあったコンポストの撤去作業に取りかかる
つまり、コンポストの隣の地面を掘って、コンポストを外し、
その内容物を穴に埋め込むという作業
シャベルを手に穴掘りなんていつぶりだろう?

2012年4月17日火曜日

主夫を三日やったら

主夫は三日やったらやめられぬ

主夫の生活は百姓に似ている
お天気と相談し、お日様の高さと相談しながら
その日一日の仕事の段取りを考え、
淡々とこなしていく
肉体労働であり、同時に高度に知的な労働でもある
工夫のしどころ満載で、
その工夫は、目に見えるかたちで、結果に現れる

楽しいじゃないか
25年間、騙され続けてきたような...

*昨日見つけた片付けの要諦 ー 部屋の隅を荷物で塞がないこと
*前言(↓)訂正
 よい人たろうとして病を得た人をよい人と認めるほどには私の器は大きくない

2012年4月13日金曜日

片付けの日々

まちがいなく妻が憑依している
人が変わったかのように綺麗好きになってしまった私
家の片付けに邁進している
片付けというよりはゴミ出しだな
家の片付けと妻の体調がリンクしているとどっかで思っている

妻は綺麗好きではあるが、お世辞にも片付け上手とはいえない
私はとっちらかっていても頓着しない方だから
(しなかったと過去形にした方がよいかも)
彼我ギャツプは大きかった
それが妻にとってストレスとなっていたことは、
ストレス説を信じない私も納得できるし、申し訳なかったと思う
気づくの遅かったけど・・・
捨てられない整理苦手の綺麗好きって無理だよな~

二年前、実家が人手に渡ることになり、一週間で片付けをした
その大変だったこと
文字通り悪夢
とるも取りあえず、必要なものだけ持ち出したという感じで、
95%はゴミとして処分した
リサイクルショップにも来てもらたが、ほとんど何も引き取ってもらえなかった

今の家も住みはじめて25年
こんなに長く住むことになるとはつゆ思わず、
結果、ゴミ予備軍に囲まれて、生活していた

来週金曜日は物置を、その次の週にはホットカーペットを粗大ごみに出す
片付けの日々はまだまだ続く

2012年4月11日水曜日

半径3キロメートル

半径3キロメートルの暮らしである
妻の入っている病院は、駅でいうと2つ先になるのだが、まあ徒歩圏内
距離にして3キロ、歩いて40分くらい
お遍路トレーニングとして片道は歩くようにしている
遍路は、一日25~30キロは歩くはずだから、トレーニングにはちょっと短い
買物等々あると、結局もう片道は電車になってしまう

これまでなら、毎日電車に乗って大井町なり二子玉川に出かけることが多かった
近距離通勤とはいえ、一日、20キロ、30キロは当たり前のように移動していたわけだ
それに比べると、今の行動半径は近年にない「狭さ」ということになる
それでも、人口密集地だから、この半径3キロ圏に20万人が暮らしているはずである
地元にはこんなお店があったのか、こんな風景があったのか、
この道とあの道はこう繋がっていたのか
新しい発見をするたび、に今更ながら、過去25年間の己の横浜都民ぶりに呆れてしまう

去年の震災のあと、これから先、職住近接が見直されるだろうという予感はあった
職の方はちょっとお休み中だが、徒歩圏での生活はなかなか充実している

2012年4月7日土曜日

ステーキディナー

ここ10日間、何を食ってきたかよく覚えていない
一日一回はちゃんとした食事をと思いつつ、
パンやシリアルでで間に合わせたり、ラーメン屋で済ませていたりする
ここ三日間コメを食っていない!
どこかに気の利いた定食屋はないかな〜、とボヤいたら
「自分で料理してみなさいよ」と、カミさんが言う
「お米も悪くなる前に使っちゃわないと」とも申される
うーん、と唸りながら、駅前のスーパーでステーキ肉を買い、野菜もちょっと買ってきた
困ったときのネット頼み
和風ステーキ、レシピと検索してみると、ぞろぞろと出てくる
これにしようと、玉ねぎをすりおろし、白ワインと混ぜ、肉に揉み込んで30分ねかせる
コメを研いで炊飯器にかけ、小鍋に水を入れ、そこに出し雑魚を入れるーこれは味噌汁用
具は豆腐とネギでいいことにする
ご飯が炊きあがったのを見計らって、ステーキにとりかかる
両面を軽く焼いて皿に載せておく
ソースは、さっき肉にまぶした玉ねぎに醤油、はちみつを混ぜたものを炒める
ほんとはオイスターソースも入れると書いてあったが、ないので醤油を少し増量
ついでに、豆苗というカイワレの親戚も炒めてしまうーこれはクレソンの代わり
なんとか夕食の出来上がり

2012年4月6日金曜日

アイロンかけ

アイロンかけって楽しいではないか
稽古着、襦袢、稽古袴にアイロンかけをする
アイロンかけというのは瞑想ですね
と同時に、着物を作ってくれた人とのコミュニケーション
稽古着だと縫ってくれた人が直接の知り合いだったりするから、
なるほど、この人ならこの感じかというのが直に伝わってくる
こわい世界でもある
古布を勉強をしている人が、その生地に触れることで、
古人との交流感を得るというのは、こんな感じか

2012年4月5日木曜日

顔面打撲

一昨日の大風
ニュースを見ながら各地の被害に驚いていた
翌朝、雨戸を開けて、物置が突っ伏したように倒れているのを発見
被害は我が家にも及んでいたのだ
で、今日は解体作業
設置してから年数が経っているので、ネジが錆び付いていて難儀している




2012年4月4日水曜日

主夫の一日

4月4日、出発予定日
この日のオーシャンフェリーで徳島に向かい、5日から歩き始めるはずだった
2月初旬時点での計画
しかし、出発はかなわず主夫業にいそしむ日々
まさに「出立にたどり着くまで幾千里」

* * * * *

主夫の一日はゴミ出しからはじまる
ようやく、収集品目と曜日のカレンダーがつながり、
こまごまとしたものを順次出している
収集されたゴミがどのように処理されているのか把握できてない、
という後ろめたさはあるが、
家の風通しをよくするためには、この細かな作業が必須となる
つまり我が家は隙間がゴミで埋まっていたのだ

朝食をちょちょっと取って、洗濯に取り掛かる
風呂から洗濯機に残り湯を移し、
カミさんに言われた通りのやりかたで洗濯を進めていく
すすぎは二回、白物と色物は分けて洗う等々、カミさんルールに従う
昼はすぐ来てしまう
掃除は毎日はできそうもない

* * * * *

そして3時前、カミさんの入っている病院に出動
そう、体調不良を訴えていた妻が入院してしまったのだ
医者に行くことを私の仕事を慮って遠慮していたらしい
そうなんだろうなと思う
入院し、ほっとした感のある妻の顔を見て、
そこまで追い込んでしまっていたのかと悔悟の念が生まれる

もともとがストレス説大好きな妻
癌だったら即切って繋いじゃいましょう、というノリの医師
単純明快、合わせ鏡のような人生観が病院の中では力を持つ
人生そんなに分かりやすくていいのか馬鹿野郎と悪態をつくも、
その分かりやすさから疎外され、無力感に打ちのめされる
と同時に妻の不在にうろたえている

* * * * *

こんな深夜まで起きている
そう、明日はごみの収集がないのだよ