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2025年9月1日月曜日

稽古日程 2025年9月〜

等持院稽古場8月以降の稽古日程です。

等持院稽古場での集団稽古は以下の通りです。予約制です。

・個人教授 11時〜17時 (時節柄、9時〜、17時の時間帯でも予約可とします。)
・公開講話   9月13日(土)  10月4日(土) 11月1日(土) 
        11時〜14時 会費3000円
・筆動法          9月23日(土)  11時〜14時 会費3000円

白山稽古会  9月7日(日) 10月13日(月祝)  11月9日(日)  12月7日(日)
                                 時間 10時〜13時 会費3000円 会場:松任ふるさと館
     

下記カレンダーが最新です。このカレンダーが表示されない場合、ブラウザを変更すると上手く表示される場合があります。



2025年8月11日月曜日

京都十年 その4

白山稽古会との関わり方もずいぶん変わった。
なんせ、この会が始まった当初は、東京から上越新幹線で越後湯沢、そこからほくほく線で直江津。そこからさらに北陸本線で金沢というルートで、片道7時間くらいかけて通っていたのだ。その後、飛行機を使うことも増えたが、長距離遠征であったことは変わらない。

北陸新幹線が金沢まで繋がったのが2015年3月。京都に越してくる半年前のことで、新幹線の恩恵を受けることなく、京都から、今度はサンダーバードで通うことになる。東京から通うことに比べ、特急2時間で北陸にたどり着けるというのは極楽であった。のどかな琵琶湖の湖面を眺め、福井に入ってからは、白山山系の山並みを望む。新幹線に比べるとはるかに旅情を感じさせるものだった。ただ、雪や大雨には弱く、途中まで行って引き返すことになったり、逆に大雪で缶詰になり、京都に戻れなくなったことも、一度や二度ではない。北陸新幹線の敦賀延伸によって直通のサンダーバードは姿を消し、乗り換え2回しないと会場のある松任にたどり着けなくなってしまった。電車の中で眠る快楽も失われた。

白山稽古会、長くやっているせいで、まとまりがある。HUBとなって世話してくれている方のおかげである。振り返ると、この会は2009年に始まっているから、もう16年続いていることになる。

2025年7月12日土曜日

正念場

 整体の稽古会のため、毎月、石川に通っている。かれこれ一五年になる。金沢からローカル線で三つ目の松任という駅で降りる。松任は加賀の千代女の生まれ育った土地で、駅の近くに千代女の里俳句館もある。その目と鼻の先に中川一政記念美術館という小さな美術館がある。真鶴にあるものに比べると随分と規模の小さなものなのだが、空いた時間が生まれると立ち寄って、一政翁の作品に触れることにしている。

 この美術館で求めた一政翁の絵葉書をフレームに入れて机の上に置いて日々眺めている。「正念場」と書かれた墨書で九七歳の作とある。一政翁の作品は晩年のものほど素晴らしいのだが、それにしても九七歳の正念場って、いったいどのような正念場なのであろうか。


 ウォークマンが世に出たのが一九七九年のことだから、半世紀近くが経とうとしている。ウォークマンがiPodにとって代わられ、それがさらにスマホに置き換わって、イアホンで音楽を聴くのがすっかり定着してしまった風であるが、その習慣を身につけることなく七〇の歳を超えた。


 ところがである。この歳にしてイアホンをつけることになってしまった。原因は難聴にある。まさか老化が耳に現れるとは十年前には想像もしなかった。至近距離で会話している分に支障はない。ところが大勢の中にいるともうお手上げで、言葉が自分の上を飛び交っているのに、一人だけ無音のドームの中に閉じ込められているようで、まことにつらい。ふたば会に出席することも重荷である。それよりも、雨音が聞こえないのが寂しい。


 このような状況をどう受け止めるべきなのだろう。ここ数年は聴こえづらさという現象を受け入れ適応しようとしてきた。つまり孤独の道を選んで過ごしてきた。たしかに、年取ると共に行動半径は狭まり人付き合いも減ってはくるのだが、はたして、これを唯唯諾諾と受け入れるべきなのだろうか。聴覚補助機能を持つイアホンを使いはじめて気づいたのは、自分は聴くという行いを諦めていたという事実であった。外部補助に頼ることなく生きるという生活信条が逆に廃動萎縮ー使わなければ衰えるーを招いていた。


 それにしても、世界は音で溢れている。騒音だらけといってもよい。イアホンを付けていると、周りの音が均等に増幅され、音の嵐の中に放り出される。ここから必要な音だけを取り出して聞き取っていくなんて、なんと難易度の高い技を駆使して人は生きているのだろう。不思議なものでイアホンを用いて「聞こえる」とわかると、イアホンを外しても、少なくともしばらくの間は音の解像度が上がった状態で「聞こえる」のだ。さて休眠していた聴く力は蘇るのだろうか。それとも静かで平和な世界に引き返すのか。正念場である。


【初出 『会報 洛句』2025/7】 


7/12、時差ボケが抜けぬまま松任へ。美術館を覗いたら、「正念場」の現物が掛かっていた。初見ではないはずなのだが、思っていたよりも小ぶりの作品だった。また絵葉書を買ってしまった。




2024年8月5日月曜日

白山稽古会

8月の白山稽古会から帰還。石川もしっかり暑かった。
この白山稽古会、15年続いている。
京都に引っ越して9年になるから、京都から通っている期間の方が長くなってしまった。

この会が始まったとき、まだ北陸新幹線は開通してなかったので、東京から越後湯沢まで上越新幹線で移動し、そこから、直江津までほくほく線、そこからさらに北陸本線に乗り継いで金沢にたどり着くというルートだった。片道5時間。直江津で買った鱒寿司を日本海を眺めながら食べていた。飛行機と宿がパッケージになっている出張パックというものを見つけて、飛行機で小松に飛んでいた時期もあった。十年前、亡くなった妻が秋田で入院静養していた時期には、上野から山形新幹線で新庄、そこから奥羽線で院内という駅まで行き、そこからまた新庄に戻り、日本海に出て村上新潟経由で金沢。そして帰りは米原経由の東海道新幹線という、日本半周コースで移動していたこともある。交通宿泊費を考えると、黒字にもならず、かといって赤字でもない稽古会だったけれど、なぜか6年間通った。参加者の関心と僕自身の首都脱出欲求が合致したということなのか。



2015年に京都に引っ越してきてからは、金沢直通のサンダーバードが使えるようになった。便数は少ないが、会場であるふるさと館のある松任に停る便もあって、これは便利であった。窓から四季折々に姿を変える琵琶湖や白山を眺めながら、ときにはうたた寝をしながら石川に通った。金沢までの北陸新幹線が開通したのは2015年のことなので、それほどは利用してない。しかし、新幹線開通で金沢の駅は大きく変わり、観光客がどっと増え、金沢駅周辺のホテルが取りづらくなっていった。コロナ前の話である。

そして、とうとう新幹線が敦賀まで延伸してしまった。京都からサンダーバードは敦賀。そこから新幹線に乗り換えて小松または金沢。そして松任へ。乗り換えが2回。それぞれ電車に乗っている時間は1時間に満たず、つまり、うたた寝をしている余裕がなくなってしまった。時間は短縮されない。運賃は上がる。関西から北陸を目指す人間にはまったくメリットのない新幹線延伸である。おまけに、関東方面からの観光客とインバウンド客の増加で、また金沢駅周辺の宿が取りづらい状態に逆戻りである。

そもそもこの会は、松任で活動していたワンネススクールの森さんの要請で始まったもので、ここまで継続して稽古しているメンバーの顔ぶれをみると、なんらかのかたちで森さんと縁のある方たちである。森さんは本人は多忙すぎてフェードアウトしてしまっているけれど、しっかり気配だけは残していっている。月一の稽古でできることは限られていて、あまり前に進んでいる感じはない。それでも積み重ねられ、深まっているものがあることは疑う余地がない。15年もやっているのに、参加者の数が増えていかないのは、僕の力量の故である。

さていつまで、この会は続くのだろう。金沢に稽古場もでき、そっちで稽古してもらえればとも思うのだが、白山と金沢は、同じ加賀とはいえ気風が違ったりするので、当面、棲み分けるかたちになるのだろう。ここにきて、若い人が加わったりして、ちょっと活気も出てきてる。老骨に鞭打って、もう少し白山に通うことにする。今回は、往復とも小松経由で松任、宿泊も松任だったから金沢に足を踏み入れていない。


2022年9月3日土曜日

a long and winding road

いつものように京都駅まで行き、サンダーバードの切符を発券し、志津屋でジャンボポテトサンドとカレーパンを買い、いざ改札。

改札を抜けようとしたところで、予約便運休の掲示。動物との接触が原因とある。あわててみどりの窓口に向かうが、そこはもう長蛇の列。2時間後の便で予約は取れたが、これでは稽古会90分の遅刻。白山稽古会のSさんに連絡。

朝ごはん食べずに出てきたので、買ったばかりのサンドイッチを駅の植え込みに座り込み、車内用に作ってきたコーヒーと一緒に食べる。時間あるので、駅前のヨドバシカメラ、地下にできたというスーパーをひやかす。

そろそろ時間なので再び改札。ぬぬ、予約変更した便が消えている。文句を言いに駅員のところに行くと、同じ時間に全席自由席の臨時便が出ますとのこと。おとなしく臨時便を待つ列に並ぶ。が、到着した臨時便はすでに満席で、デッキにも人が溢れている。こりゃむりだ。これで本日の稽古キャンセルが確定。

今日の稽古は諦めて16時の便に再び予約変更。一旦、自宅に戻ることにした。自宅に引き揚げたはよいが、家人外出中。こんな日に限って鍵を忘れている。入れない自宅玄関先にへたり込む。30分ほどして家人帰宅。すでに稽古着は汗まみれでシャワーを浴びる。新たにミルクティーを作ってもらい出かける準備。雨が降り出す。

土砂降りなれど、出発するしかない。大きめの傘をさしてバス停まで送ってもらう。再び京都駅。サンダーバードの遅延は続いていて、再予約した便の到着時刻は不明とのこと。しびれを切らして、京都〜金沢便のバスがあることを確認して予約。時間はかかるが、確実に着くだろう。三度みどりの窓口に並び、切符払い戻し。

これで一件落着と思ったが、まだ続く。宿にチェックイン遅れるかもしれませんと連絡したら、当ホテルのチェックインは22時までだとのたまう。以後、キャンセル扱い、つまり泊まれなくなるとも。バス便の金沢駅着時間を確認したら2153分とある。おれ、宿無しになっちゃう。バス便を窓口に行ってキャンセルし、再びサンダーバードを予約。

10分遅れでホームに入ってきたサンダーバード33号の座席に座ってこの文章を書いている。19時半くらいには金沢駅に着けそうーつまり宿のフロントはまだ開いている。先月は豪雨で稽古会初日をキャンセル。今回は動物。なんだかトラブル多し。次回から前泊前提に日程組まないと、だめかも。

右側に夕方の琵琶湖が広がっている。

おそろしいことに、続きがあった。琵琶湖北部で大雨のため運転見合わせとのアナウンス。近江舞子で止まってしまった。現在1755分。あと2時間は動かないとのこと。だいぶ粘ったけど、今回はここで撤退します。

京都駅で今日4度目のみどり窓口に並ぶ。人生最多記録だな。

帰ってきたぞ京都駅 ↓



2022年8月12日金曜日

白山 4

ストックと杖は似ているようで、内含する哲学は真逆を向いている。
ストックは握るし、握り方さえ指定されている。腕の力で地面を押して推進力にする。四足歩行。一方、杖は固く握らない。滑らせる。地面に突き立てない。杖は感覚器で、あくまで二足歩行の延長。杖の先を地面に置くことで、自分の腰の一点をを出し、その一点を前に進めることで、身体全体を前進させる。地面を押しはじめると、それはもう草臥れてきた証拠で、体は休憩を求めはじめている。両手で杖にしがみついて地面を押しはじめたら、もう敗残兵の風情。

山は登山ファッションでキメた山ジジイ山ババアであふれている。軽くて機能的で快適そうな服装だ。一方、稽古着で登山に臨んだ私が直面した問題は汗対策。木綿の襦袢、稽古着はまたたく間に汗だらけになり重くなり、風に当たると冷たくなってくる。この先、お遍路を進めるにしても、登山用の速乾性のある下着の併用も考えて行った方がよさそうだ。

下山して三日目。筋肉痛はほとんど出てこなかったところをみると、まずまず上手に体は使えたのだろうと思う。願いはいつかは実現する。今回の経験を拠りどころにして70代に踏み入っていくことにする。

2022年8月10日水曜日

白山 3

別当出合から山頂までの標高差1500mの登山はお遍路で30キロ歩くよりもきつかった。でも一番きつかったのは、室堂から宿泊地の南竜山荘に至るトンビ岩ルートでの下り道。ガスは濃くなる、陽は落ちてくる、道は岩だらけ。難易度が高かった。

山を登る人は、眺望を求めて登っているのだと勝手に思い込んでいたのだが、そう単純ではないということが、今回の白山登山で分かった。山道といっても、ずいぶんいろんな種類の山道がある。それぞれに応じて、身体の使い方がちがう。結果として、文字通り全身全感覚を駆使した活動となる。

山頂にたどり着けたのは同行者のおかげである。最初のうちは調子よく登っていたのだが、2000mを超えたあたりから足が重くなっていき、休憩するたびにへなへなと座り込んでいた。それでも、ゆっくりでもかまわないから、一歩一歩足をすすめていくと、いつか頂にたどり着ける。これは当たり前にして新しい発見であった。



白山 2

白山稽古会開催予定の前々日、北陸地方で豪雨。北陸線武生駅水没の映像も流れ、当然サンダーバードも運休。復旧の見通し立たず、普通ならこの時点で白山稽古会休止の決定をするところ。でも、白山登山計画はどうする?

JR西の運休情報のページに振替経路の案内を発見。京都→名古屋→富山→金沢。東京経由だけではなく、こんな迂回ルートもあったのか。土曜日の稽古には間に合わないが、土曜日のうちに着ければ、日曜日の稽古はいつも通りやれる。フランスから帰省中のNさんとの夕食の約束も守れる。京都駅に出向き、みどりの窓口の長蛇の列に並ぶ。

名古屋駅に降り立つのは、いったいいつぶりになるのか? 1時間の乗り継ぎ時間を使って名古屋駅を探索ー喫煙所を探しただけですが。高山線は川に沿って下呂、高山を辿っていく。途中下車はできないけど、特急ひだは観光気分。でも、さすがに松任にたどり着いた時には草臥れてた。明日稽古会大丈夫なのか?

投宿後、Nさんと落ち合う。和食が良いというので、蕎麦で検索したら行善寺が出てくる。迷いながら行善寺。蕎麦を食べ、温泉にも入り、喋っているうちにくたびれが抜けていく。先のことは考えず、その日一日を最後までやる。それしかない。

白山 1

石川に通いはじめて十余年
白山登山を計画すること3回
いずれも流れて、ここ5年、計画することもせず

白山4度目の挑戦
先達は白山稽古会事務方担当Sさん
同行者は横浜時代のご近所T夫妻

別当出合の吊橋に来るのは3度目
渡るのは初めてで、砂防新道を歩きはじめる
稽古着に稽古袴に杖、足元はスニーカーという遍路スタイル
汗のかき具合が半端ない
リュックを背負っている背中はあっという間にぐしょぐしょ

仙人みたいですね、と声をかけられる
いえ、俗人です、と答えてしまったが、
次からは、いえ仙人ですと答えることにしよう

なかなかしんどくて何度か断念しかけたが、
同行者に励まされつつ、8月8日15時40分、標高2700mの白山の頂上に立つ



2021年11月12日金曜日

石川合同稽古会(第7回)

石川合同稽古会も7回目となります。
今回は、再び湯涌創作の森が会場となります。
参加ご希望の方は担当者までご連絡ください。
その際、参加希望日、宿泊の要不要をお伝え下さい。

12月4日(土) 13時〜18時半 遠藤日向x佐藤朋弥
12月5日(日) 10時〜15時半 角南和宏x佐藤朋弥

会費  一日五千円

遠藤 rakuendoh@gmail.com  076-299-5424
角南 dohokids@gmail.com   075-465-3138

2021年7月14日水曜日

石川合同稽古会8月

石川合同稽古会

8月7日(土) 13時〜18時半 遠藤日向x覚張幸子
  金沢稽古場
8月8日(日) 10時〜15時半 角南和宏x覚張幸子
  白山市松任ふるさと館

会費  一日五千円

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8月に石川合同稽古会やります
日程は8月7日と8日の土日二日間
前回同様、初日は金沢稽古場、二日目は松任ふるさと館が会場 
三人目の担当者として覚張幸子さんを予定しています 
ということは、気韻の稽古が入ります 
詳細はこの月末の京都稽古会の折に詰め、来月はじめに発表 
なんと6回目
(6/25)

2021年3月27日土曜日

活元運動を稽古する

 整体協会イコール活元運動という時代は長く続いたし、実際、そのように考えている人は今も多いだろう。一方、身体教育研究所が活動をはじめ30年を超えるが、活元運動を知らないという稽古場ネイティヴも増えてきた。身体教育研究所以前以後を知る者のひとりとして、両者をつなぐ方法はないものかと長年考え試行錯誤を続けてきた。今年は、ここまでの試みを稽古として提示してみようと思う。稽古場ネイティヴにとっては、活元運動入門となるであろうし、動法内観に不案内な方には、稽古入門となるはずである。 

 【場所】 
 a.等持院稽古場  5/1,2,3  13時〜16時
 b.白山稽古会   5/9. 6/6, 7/4 10時〜12時
 c.墨田区八広    5/16       10時〜16時

 【参加】 整体協会会員であること 

 【内容】 
 1 ふれる カタでふれる  
 2 自他 カタと同調  
 3 集注のかたちとしてのゆがみ  
 4 邪気吐き 動法としての準備運動  
 5 自発と自然 身体集注と精神集注  
 6 相互運動  
 7 ひとりで行う活元運動  
 8 活元操法



石川合同稽古会(4/3-4)最終案内

 第5回目の石川合同稽古会を開催します。今回は初日を金沢稽古場、二日目を白山市松任ふるさと館の二箇所で開催します。金沢稽古場は技術研究員を認定されたばかりの遠藤が開いた文字通りできたての稽古場で、金沢以外の方にはお披露目の稽古会となります。一方、二日目の会場となるふるさと館は、角南が白山稽古会の会場として利用させて頂いている木造の建物で、もし、この場所との出会いがなければ白山稽古会は10年続かなかったと思います。

43日(土) 13時〜18時 於 金沢稽古場 (金沢市子来町55-16)

44日(日) 10時〜15時 於 松任ふるさと館
      北陸線松任駅から徒歩3分

会費 五千円/日

担当 遠藤日向(金沢稽古場)、角南和宏(白山稽古会・等持院稽古場)

*初日の稽古会場を湯涌創作の森から金沢稽古場に変更しました

*駐車場についての情報は白山稽古会のページをご参照ください(3/21追記)

*宿泊の必要な方は、各自手配してください

*初日の稽古終了後、湯涌ツアー(温泉・食事)を企画中です














金沢稽古場内部


(3/9)


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石川合同稽古会を4月3日〜4日に開催します。 回数を重ねて、なんと5回目。 今回は、初日をこれまで会場としてきた湯涌創作の森、二日目を松任ふるさと館でやろうと計画中。 詳細は近日中に発表します。(2/16)

2020年12月14日月曜日

白山稽古会2021

来年1月〜3月の白山稽古会の日程が決まりましたあのでお知らせします。

日時 1/9 (土)、2/7 (日)、3/7 (日)         10時〜12時
会費 2000円
会場 白山市松任ふるさと館(JR北陸線松任より徒歩3分)

詳しくは下記URL をご参照ください。

【付記】ふるさと館に隣接する中川一政記念美術館で画伯の書を中心した「正念場ー書を中心に」展が開催されています。nogichi-haruchika.comに中川一政x野口晴哉の対談が掲載されています。

2020年8月2日日曜日

白山を望む

宿の7階の部屋から朝の白山を望む
霞んでいたので、写真はちょっと青色を強調している
白山市に通いはじめて十年を超えるが、
霊峰白山は下から眺めるだけで、一度も登ってない
二度挑戦したのだが、準備不足と天候不良でいずれも実現しなかった
はたして3度目の挑戦はあるのか


2020年6月7日日曜日

ふるさと館

 一年がかりの改修工事を終え、コロナ騒動のあおりで再開館が遅れていたふるさと館が動き出したようだ。冷暖房設備が刷新され、畳も新調されている。板の間が減り、畳敷きのスペースが増え、ちょっと老舗旅館風になった印象。白山稽古会の会場も、来月からふるさと館に戻します。7月は4日(土曜日)、8月は2日(日曜日)、時間割は、10時〜12時を集団稽古、12時半〜16時を個別稽古に割り当てる予定です。



2020年5月10日日曜日

白山稽古会休会

 案の定というか、緊急事態宣言延長されてしまいましたね。サンダーバードも減便だそうです。うーん、今月の白山稽古会は中止にします。予約申し込み大勢入ってますとの連絡いただいていたのですが、申し訳ありません。今回の判断は、コロナ云々ということよりも、私の周囲で不幸があったりして、京都蟄居どころか、関西関東を往き来しなくてはならぬ状況に陥ってしまったというのが大きいです。6月には是非再開させたいと思っています。

 今月5月号の月刊全生に掲載されている晴哉先生と中川一政さんの対談の中に、スペイン風邪について話された部分があるので、読んでみてください。18頁一番上の段です。此処を読ませたいがために、この対談記事を再掲載したとしか思えませんね。普段の風邪の経過のさせ方は、今回のような未知との遭遇における練習問題であったのかもしれません。

2020年3月1日日曜日

【参加申込受付中】石川合同稽古会

石川合同稽古会、参加受付中です。
なにげにさわがしい世の中ですが、施設閉鎖にでもならない限り、やります。
(3/1)

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石川合同稽古会の詳細決定しました。
以後、このページで、お知らせしていきます。(2/5)

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石川合同稽古会 2020  4月4日〜5日   (pdf版はこちら

 第3回目の石川合同稽古会を開催します。会場は金沢湯涌創作の森で、今回は、覚張幸子さん(専科動法教授資格者・歌手)を迎えての気韻発声の稽古も予定しています。参加希望者は3月20日までに、申込書に必要事項をご記入の上、お申し込みください。

【日時】

 4月4日(土)
  13時〜16時30分 
   稽古Ⅰ 動法入門〜基礎が進化するとは?*(角南・遠藤)
        *稽古1に限り未会員の方も参加可能です
  17時〜19時30分
   稽古Ⅱ 気韻発声(覚張幸子)

 4月5日(日)
  10時〜13時30分 
   稽古Ⅲ 動法入門〜カタと内観(遠藤・角南)
  
【会場】 金沢湯涌創作の森
    金沢駅より北鉄バス12番湯涌線 湯涌創作の森下車 徒歩8分

【担当】
   遠藤日向(金沢稽古会)
   角南和宏(白山稽古会・等持院稽古場)
   覚張幸子(専科動法教授資格)

【会費】 稽古Ⅰ3500円 稽古Ⅱ3000円  稽古Ⅲ 3500円

【宿泊】 一人一泊 2000円 (シーツ代、宿泊税、朝食用食材を含む)18名限定

【申込】 遠藤 rakuendoh@gmail.com  090-3169-2806
     角南 dohokids@gmail.com   070-5592-0591

 覚張幸子さんについて
 十年以上前のこと、いやもう少し前のことかもしれない。風狂知音のライブを横浜関内のエアジンに聴きにいった。ぼくがまだ事務局の仕事と大井町稽古場での稽古担当という二足のわらじを履いて大車輪で活動していた頃のことである。風狂知音は、覚張幸子(vocal)、田村博(piano)、津村和彦(guitar)の三人のジャズユニット。この人たちの作り出す音楽を通して、音楽とは聴くものではなく「体験」するものであるということを学んだのだけれど、その日のライブは格別で、もう、自分の体がバラバラにばらけてしまうという驚愕の経験をした。風狂知音の音楽には、稽古のエッセンスが覚張さんを通して注入されているので、翌日、裕之先生に、「こんな経験をしたのだけれど、これは整体で可能なのか?」と問いにいったことを覚えている。無論、返事は「そうだよ」というもの。それからしばらくして、僕は二足のわらじを脱ぐという一大決心をするのだけれど、このときの、風狂知音の音楽との出会いがひとつの契機であったことは、ぼくのなかでしっかりと記憶されている。数年前、津村さんが逝き、二人組みになってしまったけれど、風狂知音の活動は続いている。できれば、一度、風狂知音の音楽を金沢で聴いてみたい。(角南記)

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 石川合同稽古会202004 参加申込書 下記内容をメールで送付ください

  1 氏名   
  2 電話番号 
  3 メールアドレス
  4 住所
  5 整体協会の会員ですか?   □はい  □いいえ
  6 希望参加コマ        □稽古Ⅰ □ 稽古Ⅱ □ 稽古Ⅲ 
  7 宿泊を希望されますか?   □希望します  □不要です
                                                                                                                      (  /受付)

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第3回目の石川合同稽古会を開催します。
日程は4月4日(土)5日(日)の両日、会場は金沢湯涌創作の森で、今回は、覚張幸子さん(専科動法教授資格者・歌手)を迎えての気韻発声の稽古も予定しています。
詳細は近日中に発表します。(2/5)

2019年12月23日月曜日

石川合同稽古会(終了)

石川合同稽古会、終了しました。
年末の慌ただしい中の参加、ありがとうございました。
それにしても、湯涌創作の森、素晴らしい会場です。
(12/23)






















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石川合同稽古会、今週末です。
初日21日のコマ(13時〜17時)は、公開講話として、未会員の方の参加も可能です。ただし、前日までにご予約ください。
(12/18)

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地元組を中心に、申込者10名到達
まだ宿泊にも余裕があるので、関東関西からの参加があるとうれしいです
(11/19)

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受け付け、始まっています
宿泊を希望される方は、早目にお申し込み下さい
(10/28)

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石川合同稽古会 2019  12月21日〜22日        ⇨ pdf版はこちら

第2回目の石川合同稽古会を開催します。会場は夏と同じ金沢湯涌創作の森で、今回は、富山在住のライター田中聡さんを迎えての座学も予定しています。

前回8月の募集にあたり、金沢稽古会と白山稽古会のメンバーが一緒に稽古するという意味で合同という言葉を使ったのですが、いざ蓋を開けてみると、富山から関東からと、予想していた以上の広い範囲からの参加があったのは嬉しい誤算でした。こんな会を間延びせず続けられれば、一気に北陸の稽古力の底上げができるのではないか、そんな風に考え、鉄は熱いうちに打てとばかり、第2回目の合同稽古会を企画しました。導入的な内容となった前回からさらに稽古の森に分入っていければと思っています。また、田中聡さんのお話と稽古がどのように響き合うのかも楽しみです。前回の参加者だけでなく、はじめての方、遠方からの参加をお待ちしています。

参加希望者は11月28日までに、申込書に必要事項をご記入の上、お申し込みください。

【日時】
12月21日(土)
13時〜17時  稽古1* 動法と日本文化 (遠藤・角南)
18時〜20時  座学*  見立ての古層 (田中聡)
12月22日(日)
10時〜14時  稽古2  カタと感応 (角南・遠藤)

*印は未会員の参加可 ただし前回8月の会に参加された方は入会が必要です

【会場 】 金沢湯涌創作の森 金沢駅より北鉄バス12番湯涌線 湯涌創作の森下車
【担当】  遠藤日向(金沢稽古会)
     角南和宏(白山稽古会・等持院稽古場)
      田中聡(文筆家)
【会費】  (稽古1)  4000円 (座学)  2000円  (稽古2) 4000円
      全コマ参加の場合8000円
【宿泊】  一人一泊 1500円 (シーツ代、宿泊税を含む) 18名限定
【問い合わせ】
 遠藤     rakuendoh@gmail.com  090-3169-2806
 角南  dohokids@gmail.com       070-5592-0591

【座学について】
田中聡さんは日本思想に詳しく、著書に「ハラノムシ笑うー衛生思想の図象学」(河出書房新社)、「電源防衛戦争」(亜紀書房)等多数。狛江稽古場で二年にわたり様々なテーマで講義をされてきました。今回のテーマは「見立ての古層」。「見立て」は、江戸時代に俳句や浮世絵、歌舞伎などの諸芸で技法として用いられるようになりますが、それまでは「AをBに見立てる」というような用法はありませんでした。『古事記』の創世神話ですでに使われているその言葉の意味を、古代・中世に「見る」「立つ」ということがどのような意味をはらんでいたかということとあわせて考えてみます。「せうそこ」スタイルを採り、聞き手として角南も加わります。

【申込】
所定の申込書に記入の上、主催者にお渡しください
メールでの申し込みも受け付けます
締め切りは11月28日です
 1 氏名(よみ) 2 電話番号 3 メールアドレス 
 4 住所 〒        
 5 整体協会の会員であるかどうか
 6 希望参加コマ
 7 宿泊希望の有無

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