2025年8月11日月曜日

京都十年 その4

白山稽古会との関わり方もずいぶん変わった。
なんせ、この会が始まった当初は、東京から上越新幹線で越後湯沢、そこからほくほく線で直江津。そこからさらに北陸本線で金沢というルートで、片道7時間くらいかけて通っていたのだ。その後、飛行機を使うことも増えたが、長距離遠征であったことは変わらない。

北陸新幹線が金沢まで繋がったのが2015年3月。京都に越してくる半年前のことで、新幹線の恩恵を受けることなく、京都から、今度はサンダーバードで通うことになる。東京から通うことに比べ、特急2時間で北陸にたどり着けるというのは極楽であった。のどかな琵琶湖の湖面を眺め、福井に入ってからは、白山山系の山並みを望む。新幹線に比べるとはるかに旅情を感じさせるものだった。ただ、雪や大雨には弱く、途中まで行って引き返すことになったり、逆に大雪で缶詰になり、京都に戻れなくなったことも、一度や二度ではない。北陸新幹線の敦賀延伸によって直通のサンダーバードは姿を消し、乗り換え2回しないと会場のある松任にたどり着けなくなってしまった。電車の中で眠る快楽も失われた。

白山稽古会、長くやっているせいで、まとまりがある。HUBとなって世話してくれている方のおかげである。振り返ると、この会は2009年に始まっているから、もう16年続いていることになる。