2024年9月29日日曜日

9月の読書

しぶとい十人の本屋* 辻山良雄 朝日出版社 2024
 本屋であまり本を買わない本好きの私が図書館で借りてきた辻山良雄さんの著作。 「本屋の中に森羅万象をつくる」(定有堂書店 鳥取)、「触った本は売れる」などなど達人の言葉が散りばめられている。

生成AI時代の教養* 桐原永叔・IT批評編集部 風濤社 2024
 AIというジャンル違いの本なのにスラスラ読めてしまうのが不思議。量子コンピュータと内観的身体の世界は繋がるのか? きっと電力消費なしでやってることに、こちとらの先進性がある。それにしても桐原永叔 という人の文体よいね。聞き手として素晴らしい。こんな時代にこそ「教養としての身体教育」が必要だ。

読む時間* アンドレ・ケルテス 創元社 2013
神秘的じゃない女たち* イム・ソヨン 柏書房 2024
小さきものの近代2*  渡辺京二 弦書房 2024
わからないままの民藝* 朝倉圭一 作品社 2024
はじめての橋本治論 千木良悠子 河出書房新社 2024