インスタグラムを使いはじめて丸一年経過。
ブログに載せている一ヶ月の間に読んだ本のリストを少し深掘りするようにインスタでは書いてきた。でも、ちょっと面倒くさくなってきた。
やはり、僕にとっては手応えを気にする必要のないブログの方が性に合っているようだ。
11月丸一か月低潮期が続いた。全てにおいてスローペース。いくらでも眠れる。なにもしなくとも満足。月末三日間の稽古会が終わって、ようやく動く気分になって来た。この風邪はいったい何だったのかと振り返ると、ここまでは60代の延長で生きてきたのだということに気づく。先の予定を考えることが苦痛で仕方なかった理由もここにあった。この大風邪が区切りとなり、ようやく70代の体になったということなのか。
60代、つまり過去に置かれていた視点が、たとえば5年後に置かれ、そこから今を見るということがやっとできるようになった。5年後も僕は生きていそうだ。つまり、この仕事を続けている。であるならば、今をどのように過ごすべきかも自ずと見えてこようというものだ。新しい5年卓上日記も買った。
等持院 の山門の内側で暮らしているのに、足利尊氏 について知っていることは少ない。権力闘争というと、皆、野心をギラギラ燃やしながら争っている印象があるけれど、たしかに尊氏のように、立場上、仕方なく、イヤイヤ関わっていた人物がいたとしても不思議ではない。物語りは尊氏と弟の直義(なおよし)、そして執事である高師直(こう もろなお)の三人を軸に進んでいく。2段組500頁長編をだれることなく書き切った垣根涼介 の体の体力は見事。ぼちぼち紅葉の季節だし、一度、等持院のお庭観にいってこようかな。