ずいぶん久しぶりに発熱した。先月末の稽古会の前、風邪っぴきになり38度超えの発熱。とはいえ、稽古会をサボるわけにもいかず、三日間フル参加。稽古会の翌日は、自分の稽古も入っていて、普通に稽古。で、その日の晩から、どーっと熱を出し、なんと39度超え。9度超えの熱なんて、十年ぶりとか、ひょっとするともっとぶりか。別段苦しいわけでもなく、ただただ発熱していた。
発熱したとはいえ、半年も前から約束していた千葉出張留守番をキャンセルすることもできず、千葉に移動。平温以下の、本来、休むべき期間を子守して過ごす。つまり、三人の男の子たちとペースは落としたとはいえ、しっかり付き合ってきた。
五日間の子守を終え、帰途途中、本部稽古場にも顔を出し、京都に舞い戻ったのは、11月7日。その翌週にはチャーリー蘭杖の演奏会も控えている。京都に帰ってきてから平温以下は続き、明け方、シーツに人型が残るくらいぐっしょり汗をかく日が続く。で、ぜんぜん平温に戻らない。いつまでたっても36度。よくよく考えると、自分の平温は36度であった。
連れ合いとも、月末の稽古会から薩摩琵琶の演奏会まで、この期間は気が抜けないねと話していたのだが、なんのことはない、どっぷりと風邪っぴきの期間と重なってしまった。無事、演奏会を終え、ふぅーとため息をついたら、11月も半分終わっていた。さすがに、計画していた秋遍路は諦めた。