2023年11月29日水曜日

靴が消えた

月末三日間の稽古会での出来事。
初日、夜の稽古会を終えて帰路につこうとしたときである。
三和土に置いてあるはずの自分の靴がない。
代わりに、似たようなタイプのスニーカーが一足残されている。
モノは僕が履いているものよりも良さげだし、サイズは間違いなくでかい。
初心者コースに参加した男子が、慌てて帰ろうとして間違えてる履いてったとしか思えない。
やれやれ。

仕方なく、研修会館備え付けの木のサンダルを借りて行くことにする。
ただ、木のサンダルで自転車漕ぐのは難しそうだ。
案の定、自転車に跨った拍子にこけた。
こけたのはよいのだが、なんと自転車のチェーンが外れてしまったではないか。
夜中の12時を過ぎて、このまま自転車押して家まで歩くのか?
泣きっ面に蜂状態であるのに、不思議に腹は立たない。
暗い中、自転車のチェーンを歯車に噛ませ、騙し騙し、家まで漕いで帰る。
下り坂でよかった。

翌日、つまり今朝は、自転車は諦めてバス。
研修会館の玄関入ったら、見覚えのある草臥れたーなんせ四国遍路で履いたやつだー運動靴が置いてあった。

こういう不思議な出来事がたまに起こることは聞いていたが、まさか我が身に起こるとは思わなかった。ふうー。