2026年8月30日日曜日

青年は荒野をめざす

  60年前に書かれた青春小説を70歳になった僕が読んで楽しめるか?という興味で読みはじめた。絶対読んだことがあると思っていたのに、どうやらリアルタイムでは読んでないらしい。フォーククルセダーズの歌でこのタイトルを覚えていただけなのか。平凡パンチに連載されたものが1967年に出版されている。一般人の海外渡航が解禁されて間がないころの日本の話。二十歳のトランペットを吹く青年がロシア経由でヨーロッパに渡る。当時の青年のファンタジー満載(この小説がファンタジーを作り出した?)の冒険成長譚。思春期の男の子たちは熱中したかもしれないな。旅の最終目的地がポルトガルだなんて、沢木耕太郎の深夜特急と同じじゃないか。楽しめたか? ツッコミどころ満載だけど、ファンタジー小説として、しっかり楽しみました。