2017年5月28日日曜日

真空

ひさしぶりの空間現代@外
空気感の薄さなのかと最初は思った
だが、それは空気感の希薄さではなく真空の現出であった
大音量で音はスピーカーから聴こえてくる
ステージも近いから、ドラムの響きもボーカルの声も直に伝わってくる
音は空気を介して伝わってくる
しかしこの音がなくても、つまり真空の中で演奏しても、これは音楽なのではないか
そのような妄想に駆られた
耳の聴こえない人は、どのように空間現代を聴くだろうか?
映画メッセージを観たばかりなのかもしれないが、
こいつらなら宇宙人と交信できるんじゃないかしら
ボクにとって、空間現代は妄想の種である


2017年5月21日日曜日

弘法市

暑い日が続くと、家の中も暑くなってくる
引き籠もってばかりもいられないので、出かけることにする
稽古着を脱ぎ捨ててー4ヶ月ぶりだーTシャツの上に、薄い綿のシャツを羽織る
最近見つけた南インドカレーを食べさせてくれるお店でお昼を食べ、進路を南に取る
基本、京都は北が高く、南が低いから、自転車をこいでいても暑さが気にならない
東寺の弘法市に行くのは何年ぶりのことか
この近くに仕事場があった時期には、毎月のように覗きにきていた
高校の脇に自転車を停め、境内に入ると、なかなかの活気
毎月25日にやっている北野天満宮の市よりもお店の配置に統制が取れている
市ってなんで楽しいのだろう
京都に遊びに来る人は、弘法市(毎月21日)や天神市(毎月25日)をめがけて来るとよろしい

























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片桐庸子さんコーナーですが、器がひとつ貰われていきました
まだ、大物が残っています
もっと前に、持ち込まれた花瓶も並べました
プロフィールもいただいたので、脇に掲示することにしました

2017年5月20日土曜日

あなたの体は9割が細菌

今年これまで読んだ本の中では群を抜いて面白かった。肥満は伝播してきた、免疫系における虫垂の重要性、自閉症と大腸の関係、経道出産時における母体から新生児への免疫系の伝達、等々。大腸のマイクロバイオータと呼ばれている細菌群の多様性とそのはたらきについて書かれている。ここ百年ほどの間に、抗生物質に代表される薬品が使われてきたことで、何万年もかけて築きあげられてきた人体と細菌の共存関係が毀損され、さまざまな問題の原因となっている。眼から鱗が何枚も落ちた。と同時に、晴哉先生の慧眼にいまさらながら驚かされた。禁糖前と禁糖後のマイクロバイオータの多様性の比較などしてみると、どんな結果がでるだろう? これから子どもを育てようという世代必読(稽古もしてね)。原題は"10% Human". 「10%だけ人間」という邦題だと売れないな。

あなたの体は9割が細菌 アランナ・コリン著 河出書房新社 2016

2017年5月16日火曜日

早く杖の似合う老人になりたいと思ってきたが、とりあえず二本の足で歩いている。いや、京都に越してきて以来、歩くことが多くなり、3キロ4キロは当たり前のように歩いている。これまで、杖を使っている人には、「杖は支えにしちゃいけない」と言ってきたのだが、実際に自分で杖を使って歩いたのは、熊野での経験(→熊野詣2)が初めてかもしれない。お遍路さんが杖を使って歩くのも、さもありなんという感じだ。

市販の杖は、ほぼ100%短くて頭にT字型の握りがあるタイプのものだ。いかにも杖を支えにしますという感じ。登山やウオーキング等で使われているものーこちらはストックと呼ばれているみたいーは、手を通す輪っかがついて、グリップが効くような握り手になっている。歩行にふさわしいのは、むしろ、行者さんが使うような長いタイプー錫杖と呼ばれているのもの。杖の先っぽを一歩先の地面に置くだけで、接点に力が加わらないよう歩く。坂道、石段を登るときには、足を運ぶのと同時に握ってる手を下に滑らせる。いや、手を下に滑らせることで足を運ぶ。杖は握りしめない。つまり、カタをもって杖を持ちさえすれば、これは可能だ。杖の役目って、稽古でいうと「跡おい」の感じ。杖を置いたところに自分の足を運んでいく感じなのだな。

熊野から京都に帰り着き、最寄り駅から等持院まで2キロほどの道のりをやはり杖を使って歩いたのだが、疲労困憊していたのにもかかわらず、足がスタスタと運べた。夜遅い時間だったから目立たなかったけれど、昼日中、長い杖をついて街中を歩くにはちょっと勇気が要りそうだ。回峰行の写真などみると、行者さんは自分の背丈より長い杖を使っている。ちなみに、熊野から借りてきた杖の寸法を測ってみたら125センチだった。最低、これくらいの長さは欲しい。伸縮式でオシャレな長杖ってないかな〜。

2017年5月10日水曜日

熊野詣 3

ゴールデンウィーク明けなので混み合ってる感じはしない
それでも、そこそこの人出
京都ほどではないけれど、外国からのインバウンド客の比率が高い
熊野に来るだけでなく、熊野古道を歩いてる
那智の滝に向かうバスを待っているとき、30歳くらいの肌の黒い若者と話したら、
インドのチェンナイから来たという

大門坂でバスを降り、石段を登り那智大社を目指す
それにしても、よく歩いてるな〜
那智大社、青岸渡寺を参拝し、いよいよ那智の滝と対面
坂を下り、滝に近づいていく
落差133メートルというのは半端ない

























滝壺の近くまで登る
幸いなことにだれもおらず、一人で滝と対坐する
水の塊が落下し、途中の岩にぶつかり、そこから水の膜となって広がり落下していく
ひたすら、水の動きに集注していく
20分もそうしていただろうか

バスで紀伊勝浦
もう一泊する選択肢はあったが、もう満腹
最終の特急列車に乗り、大阪回りで京都に帰り着いた

テーマ稽古をはじめたら

本部登録してる人に教えることはなにもない
というのが基本的なスタンス
稽古場には、ダン先生+その他、しかいない
指導者と呼ばれている人にしても、年数長くやっているというだけで、
分かっているかというと、そんなこともなくて、つまり五十歩百歩
ダン先生に梯子を外された回数が多い分
稽古始めたばかりの人に比べ多少転び方は上手かもしれない
その程度のちがい

テーマ稽古というのを設定したら、ポロポロと希望者が現れて、
「坐法」「臥法」をはじめ、「しずみ」「観点」といったテーマで稽古している
そのうちに、「裏の輪郭」だ、「中眼の随伴行気」だ、
つまり三日間の稽古会でやったばかりのテーマを抱えてやってくる人が現れはじめた
最新のことなど、とてもついてってないのに、そんなテーマでここに来るか?
と、言いたいところだが、一緒に稽古できる千載一遇のチャンス到来と喜んでいる

その人たちに尻叩かれて、随伴行気の一覧表とのにらめっこをはじめた
まったくありがたい話である
1時間枠で始めたものの1時間で収まりきらないところが難点
そんなわけで、2時間枠の稽古も受け付けることにしました

2017年5月9日火曜日

片桐庸子さんからお預かりした器、本棚の上に並べてみたら、いい感じです
希望される方に差し上げてくださいとのことですので、一度手に取ってみてください