2019年3月22日金曜日

性と文化の革命

ミドリさんが「私たちの"性と文化の革命"」について話そうというので出かけていった。ミドリさん、ハジメさんと私の「ユズルにきく会」三人衆。

ハジメさんがライヒの「sexual revolution」についてユズルさんから教えられたのが1965年。その翻訳を「性と文化の革命」として勁草書房から出したのが1969年。復刻を迫るミドリさんに対し、ハジメさん曰く、当時のインテリたちは、すでにフロイドが何をいってたかという知識を有しており、それを踏まえてのライヒだったし、時代的にも読まれる背景があったから実際売れた。はたして、今、復刻する意義があるかどうか疑わしい、と。

話していて、70年代は、少なくとも今に比べると「開かれて」いた時代だったらしい。私がいた空間に引きつけていえば、「ほんやら洞」という雑多なグループが出入りする空間があり、ユズルグループを含む多くのゆるい中間集団があった。その中間集団空間の中で若者達はそれぞれ試行錯誤を繰り返していた。

そもそも、こんな面子が集まったのは、「自分たちの次の世代(30代〜40代)の女性たちが、自分の体ー社会的身体も含めてーに無知すぎるのではないか。自分たちが学んだことを後進の人たちに伝える義務があるんじゃないか」という問題意識がミドリさんに生まれたから。だから「性と文化の革命」再び、なのですね。

ミドリさんほどの危機意識は僕には欠けているのだけれど、話している中で、育つべきものが育ちにくい時代に入っていることだけは納得できた。稽古でやってることは、それに対するひとつの試みなんだが…。ピザをつまみながら3時間、この話はまだまだ続きそうだ。

2019年3月14日木曜日

ネットミニマム

iPad miniの不調暴走は、電池交換を依頼したとき、駆体に歪みが生じてしまったことに起因するようだ。ipad miniを長く使おうという目論見は結果的に失敗に終わってしまった。不安定なipadに触れる時間が激減し、かといって画面の小さいiphoneだと文字の入力もおぼつかず、結局、ネットで費やされていた時間が大幅に減るという効果を産んでいる。テレビも新聞もなく、ニュースをネット、SNSに頼っていたから、世の中との隔離度は格段に増したことになる。とはいえ、情報量が減ったからといって、世の中の動きに取り残されている感じもなく、むしろ、過剰なノイズにかく乱されることなく、読書生活は充実している。メールもパソコン(こっちのバッテリーもへたっている)で書くことが増え、ひさしぶりにキーボードを叩いている。新しいipad miniが間もなく販売されるという噂もあって、いざ新しいものをみてしまうと、喜びいさんでお店に走る、という可能性もあるのだけれど、なんせ、どんどん貧乏になってきているので、このままネット環境もミニマムな方向に進むことになるのかもしれない。

ロードムービー

続けてアメリカ映画を観てきた
「運び屋」と「グリーンブック」の二本
前者はイーストウッド監督作品
後者はアカデミー作品賞をとったものの、物議をかもしているそうな
共通しているのは、いずれもがロードムービーであること
「運び屋」はイリノイからメキシコ国境のエルパソへ
「グリーンブック」はニューヨークからディープサウスへ
当然、車の中のシーンも多い
ラジオからはポップソングが流れてくる
イーストウッドが車を運転しながら”Hang 'em On"を口ずさんているシーン
(聞きまちがいではないとおもう)には吹き出してしまった
”Hang 'em On"ー「奴らを高く吊るせ」はイーストウッド1968年の監督主演作品

『トグヴィルが見たアメリカ』(レオ・ダムロッシュ 白水社 2012)は面白い
「アメリカのデモクラシー」という名著(未読です)を著すことになる、
トグヴィルの9ヶ月に及ぶアメリカ滞在を一次資料を駆使しながら再構築したもので、
1830年のアメリカの風景ー人々が西へ西へ移動した様が活写されている
もっと早く、この本を読んでいたら、僕のアメリカ理解は深まったはずなのだが、
実際にこの本が出版されたのは21世紀にはいってからなのだ

ロードムービーって、アメリカ人の移動欲求を再現したものなんだ
そのように理解すると、いろんなものが腑に落ちてくる

集注稽古

10連休?
稽古するしかない

【日時】  4/27,29,30,5/1,3,4,5のべ7日 11時〜16時
【会費】  1日5000円 
【定員】  5名 予約制
【参加資格】 整体協会会員であること

【日程および稽古内容】

4月27日 カタと同調1 
4月29日 動法入門 
4月30日 合掌行気以前・合掌行気 
5月 1日 筆動法入門・筆動法 
5月 3日 カタと同調2 
5月 4日 活元運動以前・活元運動 
5月 5日 連座入門・連座


【申し込み問い合わせ】
等持院稽古場 075-465-3138  toujiin@keikojo.jp

2019年3月12日火曜日

稽古日程 3月〜4月

最新版はこちら
下記カレンダーはクリックすると拡大されます

・複数人でのテーマ稽古も受け付けています

・4月末〜5月頭に集注稽古を予定しています


【3月】



















【4月】




2019年3月6日水曜日

長寿

人生100年時代、だそうである
最近、そんな記事をネットでも目にする回数が増えてきたような気がする
単純に年金支給年齢を先延ばしようという世論づくりではないかと疑っているのだが、
高齢者が増えていることは確かである

人生100年といっても、実際に百歳超えの人と知遇を得たのはひとりだけ
1911年生まれ、つまり晴哉先生と同い年の方で田邊さんという
90代後半から大井町稽古場に通いはじめ、
百歳になっても、ひとりで電車を乗り継いで月に何度か通われていた
包装機械関係で特許をいくつも持っていて、悠々自適の生活
ドイツ語講座を聴くのを日課とされていた
百歳が近づいてくると、会う人会う人、「百歳まで頑張ってくださいね」と
励まされることが増えたようで、本人も、百歳まで生きることが目標になってしまった
で、いざ百歳になってしまうと、気が抜けてしまうのですね
あるとき、百歳になった田邊さんと生まれたばかりの男の子が同じ時間に大井町稽古場にやってきたことがあって、ちょうど一世紀を隔てた二人が対面することになった
なかなか佳い風景でした

自分が人生どのあたりにいるのか、最近、ますますわからなくなってきた

2019年2月28日木曜日

せうそこ6

等持院での「せうそこ」シリーズもようやく第6号の印刷版が出て、一区切り。あしかけ三年やったことになる。自家保存用をのぞき手元に印刷版の1号〜3号はすでになく、新規に手にすることは難しそう。どこかの稽古場でほこりをかぶっている売れ残りがあれば、それは稀少版です。