2015年9月24日木曜日

9月の読書

引っ越しを控えているので(明日だ!)今月は早目に。
あざみ野という街に暮らし続けた第一の理由を図書館が近かったことに帰したとしても、そう外れてはいない。活字中毒者にとって、図書館の存在というのはありがたいもので、この欄に載せている書籍の大半(*を付けているもの)は図書館から借りてきたものである。もし、図書館がなければ、私の乱読生活は成立しなかったし、家計的にも破綻していただろう。京都の公立図書館事情を調べてみると引っ越し先からは遠く、気楽に図書館に通うという生活は望めそうもない。「大学の図書館もありますよ」と教えられて調べてみたら、近所の立命館大学は図書館を有料で一般市民に開放しているらしい。これはありかもしれない。大学生に混じって図書館に座っている自分の姿は空想できないが、一度訪ねてみる価値はありそうだ。

恋するソマリア* 高野秀行 集英社  2015
 横浜市立図書館で借りる最後の一冊。高野秀行最高!
結婚のアマチュア アン・タイラー 文春文庫 2005
 週刊文春のコラムで小林信彦氏が取り上げていた一冊。イタイ。アン・タイラーって、クエーカーの家庭で育ったのね。