大阪に出かけるのはお寺がらみのことが多い
京都に住み始めて、年に何度かお参りに来るようになった
行かなくてもいっこうに構わないのだが、不思議に足を運びたくなる
そもそも、仏壇に毎日お線香をあげてる自分が信じられない
去年も年末の30日、お墓参りにやってきた
そのあとで、南に下って、はじめて四天王寺にお参りした
お寺からの距離は、上町台地をたどって、たかだか1キロ半くらい
今年も同じルートなのだが、途中、生國魂神社に寄ってみることにした
谷町筋を南に下り、この辺りかなと目星をつけていた角を坂を下って行くと、
いきなりラブホテル街に入り込んでしまった
その先に生國魂神社があるのだが、途中、幼稚園があったりもする
どんなエリアにも生活はある
生國魂神社は初めてなのだが、いやすごいところ
上方落語発祥の地で、井原西鶴があの有名な俳句興行をやった地でもあるそうだ
そこから四天王寺に寄って、教えてもらっていた釣鐘まんじゅうを買い、
そのまま天王寺を目指すことにした
歩きながら、僕の趣味は「街歩き」だなと合点する
そう、どこに行っても、その街の空気を味わうために、ひたすら歩く
(六万体? 一瞬ギョッとしたが、古い由来があるようだ)
天王寺が近づくにつれ、カオス度が増す
京都に比べると、大阪はカオスな感じがするが、このエリアはさらにカオス
新しいビルは見えるのだが、そこにたどり着くまで、昔ながらのお店が軒を連ねている
東京の雑踏とはなにが違うのだろう
あえていえば、よりアジア的
(← 一瞬ゴジラが現れたかと思った ↑ なかなか複雑な心境かも)
今日の散歩はここまで
御堂筋線で梅田に戻り、阪急電車で帰ってきた
もっとも、あたたかさに爆睡して、あやうく大阪に逆戻りするところだったのだが