秋の風が吹いている
なにもしないうちに8月が終わってしまいそうだ
糸魚川キャンプへの参加は台風の影響でできず、
郡上踊りも、企画倒れに終わってしまった
月末、広島へ行こうと画策したが、まだ西への回路は開いてないようで、これも頓挫
結局、二泊三日で東京にまた出かけてきた
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むすめがダン先生の独観法に出ることは知っていたし、三日目の講座は子守がいないのであきらめるとも聞いていたので、子守役を買って出ることにした。これからの長い整体生活のなかで、娘にとって、この最終日の講座に出ることの意味は小さくないだろう。孫との信頼関係をこの時点でつくっておくのも悪くない。二日目の講座を終えて帰ってきた娘たちと雑談してて、単位補助制度に話が広がった。修養講座に参加して、単位を積み重ねることで段位試験の受験資格を得るというのが、いまの整体協会のスタイルだ。稽古場に単位制度を導入したいという願望をダン先生は持っていたようだが、実現できなかった。それを整体コンサルタント制度のなかに持ち込んだかたち。半ば冗談なのだが、出産を単位に認めるべきではないか、というのが、その趣旨なのだが、整体を次の世代につなげていく意味では、名案といえなくもない。ひとり産んだら50単位、二人産んだら百単位。これなら、子育てで閉塞感を持っている母親には福音となるだろう。じゃあ、男はどうする。結婚したら10単位とか? 整体協会的少子化政策としてはよくできている。でも、チェックは必要だな。ここからは、減点制。生後13ヶ月になったら査察が入って、まだ、オシメ取れてない? はい、マイナス5ポイント。食事もチェックして、レトルトフード使いすぎ、マイナス5ポイント。という具合で、50ポイントがどんどん目減りしていく(笑)。単位制度が進んでいくと、こういう展開もありうるというお話。稽古場に単位制度が実現しなかったのは、単に事務負担を僕ひとりで担えなかったので拒否したというのが実情なのだが、まあ、やらなくてよかったんじゃないかな。