稽古に来ている方が主宰している読書会に行ってきた。読書会なるものに参加するのはいったい何十年ぶりのことだろう。集まってきたのは30代から70代の男女7名。そもそも、この読書会に参加してみようと思ったのは、P.フレイレの本が取り上げられていたため。フレイレの本と出会ったのが1973年のことだから、なんと45年!の付き合いになる。読書会といっても頭でっかちなものでなく、それぞれ自分に引きつけて考えていて、非常に心地よい会になっていた。自分がやってきたことを「教育」という糸でまとめたいと思っているところなので、よいインスピレーションをもらえそうである。初参加のこの会で、「昨日、噂してました」という方と遭遇したのには吃驚。