2014年5月12日月曜日

あと十年

あと十年生きるとして、
その十年をどのように生きようか?
などという設問自体、自分自身の足許の不確かさを表している
いや、そのまま不確かなのです

やるべきことは定まっていて、
いまさら他のことをやるつもりもないのだけれど、
ここのところー震災以来ということになるのかー
周りがバタバタと倒れ、その手当に走り回る日々で、
本来やるべきことがおろそかになっている
うーん、どいつもこいつも覚悟がない

というのは本当は言い訳に近くて、
昨今の半端ない引潮感とどう付き合うべきかがわからないでいる
素直に流されるべきか、それとも抗うべきか
充電している間にタイムアップというのは不本意

いまのうちに片付けだけは進めておこうと、
古いノート類をせっせと整理している
捨てる前に、スキャンしておくところなど未練がましいのだけれど、
これまで放っとらかしだった日記の類に目を通してみると、
地表をあっちにウロウロ、こっちにウロウロしているだけで、
ヒトは、いえワタシは進歩していないという結論にたどりつく

せめて、このとっちらかった体験をひとつでも消化しておきたい
その為にやるべきことは稽古の他なく
付き合ってくれている人たちに感謝するだけである

コトバが出口を求めて彷徨っている今日此頃