四十九日の法要を終え一区切り
年末年始を挟んだせいか、父が亡くなって随分経ってしまった気がする
忌明けのお返しをどうするか妹と相談した末、
今半にお願いすることにした
忌明けに肉かい?
父が最後に外で食事したのが今半だった
11月に入ると、ほとんど食べ物も喉を通らなくなっていたのだが、
「食い気は最後まで残った」と自嘲しながら、
どこで仕入れたか、「今半」の名前を持ち出してきた
それなら、一度みんなで食事を、ということで一足早い誕生会を今半でやることになった
それが11月の23日
妹家族にうちの娘が加わった
残念ながら私は不参加
しゃぶ肉を二枚くらい食らったという報告をあとから受けた
それで出来上がったのが、
今半の存在価値の大きかり
という句
これじゃ辞世にならんだろと、オヤジをつついたのだけれど、
結局、これが最後の句になってしまった
オヤジらしい
といえば、らしい