2020年4月12日日曜日

蟄居

今月の頭、金沢での合同稽古会を終えた
覚張さんの気韻の稽古は新鮮で、体の奥の奥が動かされた
遠藤さんの稽古運びも進化して、なるほどと教えられることも多かった
8月末には新しいかたちの合同稽古会も企画している
ただ、そのとき、日本はどんな姿になっているのか

帰ってきて、これでしばらく動けなくなることを覚悟した
案の定、月末の操法講座がキャンセルとなり、ぼくの上京もなくなった
稽古予約のキャンセルも増えはじめ、利用している図書館もその機能を縮小してきた
ゴールデンウィーク明けに、ものごとが正常に復している可能性はなく、
この状態は夏まで、へたすれば秋まで続くことになる
おのおのがた、長期戦を覚悟せよ、です

仕事減るなら、いっそ稽古場閉めて、8年前に挫折した四国遍路をやるのも良い
などと、一瞬妄想したが、どこかの県が県境封鎖を言い始めたので、即却下となった
やはり蟄居である
しかし、この状況が夏まで続けば、すでに余力を失っているこの社会は大きく傷む
都会で一人暮らしする若い友人たちが心配だ
頼れるものは何でも頼れ
生き延びよう