2018年10月3日水曜日

9月の読書

月末、台風の影響で、三日間の稽古会が二日目で終わってしまい、そのドタバタで、この記事をアップすることをすっかり失念していました

生きなおすことば* 大沢敏郎 太郎次郎社 2003
外道クライマー* 宮城公博 集英社インターナショナル 2016
チャブ* オーウェン・ジョーンズ 海と月社 2017
火の誓い* 河井寛次郎 講談社文芸文庫 1996
食べごしらえ おままごと* 石牟礼道子 中公文庫 2012
新・冒険論* 角幡唯介 集英社インターナショナル 2018
世界一子どもを育てやすい国にしよう* 出口治明・駒崎弘樹 ウェッジ 2016
2020年の原発問題 中尾ハジメ SURE 2018
明治維新とは何だったのか 世界史から考える* 半藤一利・出口治明 祥伝社 2018
憂鬱な10か月* イアン・マキューアン 新潮社 2018

2018年10月2日火曜日

模様替え

一枚の絵を譲り受けたので書斎の壁に掛けることにした
三年前から稽古場として借りているこのお家、もともと画家の住まいだったそうで、
絵が掛けられるよう壁に凹みがつくられている
これまでは、筆動法の作品を貼り付けたり、友人たちから届いた絵葉書をピンで留めていた
絵を掛けてみると、凹みに置いていた写真やおもちゃが邪魔
どかすと、ややスッキリはする
しかし今度は、凹みの下の壁にくっつけて置いているカラーボックスが邪魔である
仕方なく、それらも撤去
すると、壁の左側に置いてある、小ぶりのタンスも目障りである
うーん、困った
これは、全面的な部屋の模様替えではないか

絵を掛けた側の壁から、すべてを移動させると、部屋の感じがまるで変わる
ただし、部屋の反対側に目を移すと移動させてきたモノたちでカオス状態
あらためて絵が掛けられた側の壁をみると、左側がやや希薄になる
カラーボックスを戻す
ただ、書類が詰まった状態はいただけない
空にして、廊下に置いてある本棚から大型本を移すとバランスがよくなる
さらに、これまで置き場所のなかった花瓶を載せるとぴったり
ようやく、収まりどころが見えてくる
あとは、部屋全体の片付け
ノートパソコンが置きっぱなしになっていたローテブルの上を空にする
これからは、パソコンは使うときだけ取り出すことになりそうだ

いや、絵が一枚くるだけで、こんな大事になるとは
はい、絵のちからを舐めてました

2018年9月26日水曜日

30年

ぼやぼやしているうちに稽古場創設30周年の日が過ぎてしまった
正確に言うと、本部稽古場で開設記念の稽古会が行われたのが1988年9月2日
思えば遠くまで来てしまったものだ
そして、鬼籍に入った同志たちのことを想う
四天王と呼ばれていた剱持加津子、三島布味代、竹居昌子の大御所先生
西日本で頑張っていた中川秀子、久保和子の両先生
中村直江、川口清美といった、その次の世代の指導者たち
動法教授でいうと、増田馨、太田明子、室野井洋子
本部稽古場で頑張っていた山岸さん、柳川さん、立澤さん、滝沢さん
あと誰がいるだろう...
そして、事務局の屋台骨だった野村由美子さん
こういう人たちと一緒に稽古してきた

2018年9月19日水曜日

読書会

稽古に来ている方が主宰している読書会に行ってきた。読書会なるものに参加するのはいったい何十年ぶりのことだろう。集まってきたのは30代から70代の男女7名。そもそも、この読書会に参加してみようと思ったのは、P.フレイレの本が取り上げられていたため。フレイレの本と出会ったのが1973年のことだから、なんと45年!の付き合いになる。読書会といっても頭でっかちなものでなく、それぞれ自分に引きつけて考えていて、非常に心地よい会になっていた。自分がやってきたことを「教育」という糸でまとめたいと思っているところなので、よいインスピレーションをもらえそうである。初参加のこの会で、「昨日、噂してました」という方と遭遇したのには吃驚。

2018年9月7日金曜日

電話不通!

現在、等持院稽古場の電話が不通状態です
・受信音は鳴るのだけれど受話できない
・こちらから発信できない
掛けた側には、「相手が受話器を取らない」状態として映ってしまうことになります
電話機の問題なのか、電話局の問題なのか調査中です
当面、携帯電話で対応しますので、御用の方は、070*5592*xxxxにご連絡ください
ショートメールも可です
*NTTがチェックに来られるのは20日とのことorz.  2週間後ではないか

9/8 19時
電話開通しました
結局、電話機の故障のようでした
留守録・ファクス機能のない電話機で当面対応します

2018年9月5日水曜日

台風21号

台風一過
ものすごい風台風で、これほどの風を経験したのは初めてかもしれない
庭木の揺れ方が半端なくて、風向きの変化も急
まるで渦を巻いているよう
最接近中の昨日14時頃、玄関を開けて外に出てみた
雲は低く、ビニール袋が空を舞っている
体の安定を保つこともむずかしい

一夜明けて、玄関前の道掃除に出る
ご近所の方たちと「昨日はすごかったですね〜」と言葉を交わす
久しぶりに顔を合わせるお隣さんに、屋根に登る脚立を借りる
前日、ゴゴッという音が屋根から聞こえてきたのだ
こわごわ屋根に登る
屋根のてっぺんにある丸い瓦がズレている
瓦を留める針金も切れている
これは管理会社に連絡した方が良さそうだ

散歩に出かけてみる
木の塀が半分倒れている家、屋根がめくれている家もある
公園にいくと、大きな木が根っこから倒れている
時々、お水を組みに行っている神社の拝殿が崩れたというニュースは前の晩に聞いていたのだが、
いざ現場に行ってみると、立入禁止のロープが張られている

散歩から戻り、今度は雨樋の詰まりも掃除することにした
ビニール手袋をはめ、ヘドロ状の泥を掻き出し、最後にホースで水を流す
玄関先と庭の掃除をして本日のミッション完了

雑念が台風の風で吹き飛ばされ、雨で洗い流された
気分爽快
これで新しい生活に入っていけそうだ

2018年9月1日土曜日

内子 8/24-26

はじめての内子
15年ぶりの四国

内子座で文楽をみること
311の後、内子に移住していった知人家族と会うこと

7月の豪雨でJR線分断
いつ復旧するか分からないとのことだったので、関空からのピーチ便を予約
直前に台風がやてきてヒヤヒヤしたが、無事松山空港に着陸
京都から関空までが遠い

松山空港から松山駅経由で内子
今回は松山市はスルー
内子駅に友人家族が迎えにきてくれる
7年ぶりに会う子供たち
不安げだった小2が立派な中3のお嬢さんに育っていることに感無量
下の子は野性味溢れる小4

紹介してくれたゲストハウスに荷を解き、宴会が始まる
今回はいろいろとピンポイント
連れ合いのオジさんが宿から3分のところにある教会の牧師さんだったり、
その教会の行事に知人の子どもたちが参加していたり、
そのオジさんと知人が、僕らが着いたその日に初対面を果たしていたり、
おまけに、宿の若いオーナーが娘の通った中学の先輩であることが発覚したり
ありそうもない繋がりが、次々に可視化されていく

内子座文楽
伊予風鯛めしにアジ寿司
石畳地区

























内子リピーターになってしまいそうな予感
ここ7年間の変化を思えば、ずいぶん違った世界に生きている