客を迎える準備は整った
あとは、合掌行気して、畳の目を数える
いつでも稽古ができる空間があるというのはありがたい
稽古着に着替え、四畳半に入れば、もうそこが稽古場なのだ
朝に夕に随伴行気を復習しながら合掌行気
そもそも教えられるものはなにもないし、
教えるということはおそらく僕の天職ではない
一緒に稽古したいという人が現れれば、一緒にやる
そうでなければひとりでやる
そういえば、先月末に来た人など、
二時間お茶飲んで喋って、会費を置いて帰っていった
坐法臥法のコマだったのだけれど、稽古した気分になってしまった
なんだか不思議な体験
日が照ってさへいれば、暖房もいらないかも
朝日は入るし、夕方近くまで日は差し込んでくる
ただ、一日があっという間に過ぎていく