2022年7月4日月曜日

10冊の本

20冊の本」と題した文章を書いたのが半年前。
その本屋さんに本を選んでもらう前に、まず、自分がこれまで感銘を受けた本20冊のリストを作らなくてはいけない。ところが、これまで何千冊という本を読んできたはずなのに、いざ20冊挙げなさいと言われると、思いのほか難しい。ずっと、このリスト作りに取り組んでいるのだが、とても20冊に届かない。ようやく、10冊のリストを作り上げた。時系列で並べてみるとこんな感じ。毎月末に備忘録としてブログの上げている「x月の読書」のリストにあるように、基本、乱読雑食系で読み終えたら、中味は忘れてしまう。いわゆる読書家ではない。さて、この10冊のリストから、なにが読み取れるのだろうか?

地底旅行 ジュール・ベルヌ 1955
コンチキ号漂流記 ヘイエルダール 1951
何でも見てやろう 小田実 河出書房 1967
How Children Fail   John Holt  1973
荘子 金谷治編 岩波文庫 1971
全東洋街道 藤原新也 集英社文庫 1982
マシアス・ギリの失脚 池澤夏樹 新潮社 1993
雪の練習生 多和田葉子 新潮社 2011
磁力と重力の発見 山本義隆 みすず書房 2003
分解の哲学 藤原辰史 青土社 2019