2024年9月29日日曜日

9月の読書

しぶとい十人の本屋* 辻山良雄 朝日出版社 2024
 本屋であまり本を買わない本好きの私が図書館で借りてきた辻山良雄さんの著作。 「本屋の中に森羅万象をつくる」(定有堂書店 鳥取)、「触った本は売れる」などなど達人の言葉が散りばめられている。

生成AI時代の教養* 桐原永叔・IT批評編集部 風濤社 2024
 AIというジャンル違いの本なのにスラスラ読めてしまうのが不思議。量子コンピュータと内観的身体の世界は繋がるのか? きっと電力消費なしでやってることに、こちとらの先進性がある。それにしても桐原永叔 という人の文体よいね。聞き手として素晴らしい。こんな時代にこそ「教養としての身体教育」が必要だ。

読む時間* アンドレ・ケルテス 創元社 2013
神秘的じゃない女たち* イム・ソヨン 柏書房 2024
小さきものの近代2*  渡辺京二 弦書房 2024
わからないままの民藝* 朝倉圭一 作品社 2024
はじめての橋本治論 千木良悠子 河出書房新社 2024

2024年9月14日土曜日

動法1

なぜか小さな子に掌を差し出すと必ずその掌をパーで叩きにくる。じゃあ、こうやってごらんと拳をグーにして叩く時はパー。それができたら、今度はグーを天井側に向けてクルッと回転させてパーで打ってみる。難易度をひとつ上げるごとに集注はどんどん高まってくる。4歳の孫が通っている野外保育の会に顔を出したときのの一コマ。

まったく同じことを等持院の公開講話でやってみる。4歳児が面白がるように40代50代の大人も面白がり不思議がる。まあそこから如何に触れるかというテーマに入っているいくのだけれど。



2024年9月6日金曜日

輪島漆器義援金プロジェクト終了

 足かけ3ヶ月続いた輪島漆器義援金プロジェクト@京都は8月31日をもってひとまず終了とします。最終日、迷走台風のおかげで天候の定まらない中、おひとり来ていただけました。等持院稽古場には、一つのお膳に載る分だけを残し、在庫品は一旦、主催者の山田さんのところに送り返すことにしました。売り上げの総計は、カフェ・フロッシュさん開催分を含め、281,500円。全額漆器提供元の被災者に義援金として送付しました。ここまでのご協力に感謝いたします。能登地震からの復興は遅々として進んでないようです。一度、現地を訪ねてみたいと思っています。