2012年9月12日水曜日

秋らしくなったとはいえ暑い

先日ののんきの会で、水口さんが歌ってくれた「旅立てず今ここに」を聴いて、なんか区切りがついた感がある。水口さんの歌は、1月末にあった、第一回目ののんきの夕べで僕が読んだ「四国遍路宣言」に応えるかたちで作ってくれたもの。あれから7ヶ月、四国には行かず、病院通いをして、家の片付けをしているうちに還暦を通りすぎてしまった。

暑い日は続いているが、本部の稽古もはじまった。ふと気づいたのだが、僕がやっていた事務方を引き継いでくれた四方さんが働き始めて丸四年になるのだ。ということは、僕自身が卒業してすでに3年半経ったことになる。いまも、こうしてなんとか生き永らえられているというのが不思議でもあり、また有難いことだと思う。学生だった一人娘は独立し、同僚の松井さんは一児の父になり(先日、家に遊びに来てくれたのだが立派な赤ちゃんだ)、妻は長期の入院を体験し....。私の周囲に多くの出来事が起こってきたことになる。

スキャナを買ってしまった。ここ半年で家の中は随分片付いた。最終的に残るのが紙の類。いさぎよく捨てちゃえばよいのだが、なんの因果か、まだ執着がある。試験を兼ねて、昔の月刊全生からコピーしてあった裕之先生の「感応と内観」とか、戸村さんが自家出版した漫画「坐法」「臥法」などをスキャンしてみた。いろんな方からいただいた紀要なども溜まっているしね。じゃあ、スキャンしたら捨てちゃうのかというと、結局、押入れのダンボール箱に逆戻り。なにやってんだか。

仕事しなくちゃ、と思っているところに翻訳の仕事が舞い込んできた。映像に字幕をあてはめていくものなのだが、なかなか一筋縄でいかない。しかも、和訳ではなく英訳。月刊全生に載せるシュノーレポンさんの原稿を和訳していたのは20年も前の話だからな〜。今は、ネットに辞書はあるし、専門的な知識もある程度はネットから得られる。翻訳事情も随分変わってしまったわけだ。大磯にある舞踏舎からも半日講師のオファーもあった。本当は、本業がもっと忙しくなきゃいけないのに、なんか大井町暇(苦)。

さて、誕生日はケーキで誤魔化されてしまったので、食事会をリクエストしておいたのだが、今週あたりやっと実現しそうだ。