2019年4月27日土曜日

散歩

図書館に行こうと一緒に出かけた
途中、そうだ落花生の開いてる日だと気づき時計をみると11時10分
開店直後にカンパーニュだ食パンといった主食系のパンはすぐ売り切れてしまう週2日営業のパン屋さん
ダメ元でお店の戸を開けたら、食パンがひとつ棚に残っている
ラッキー

歩いていると空き地が目立つ
売り物件になっている古い家屋も多い

図書館で予約しておいた本を受け取り、次にニシナ屋珈琲を目指す
広島に本店のある珈琲豆焙煎所
40すぎとおぼしき元気な兄ちゃんがやっている
いつものベトナムと開店時(昭和8年とか)の味を再現したというブレンドの豆を購入
帰りに佐伯さんで野菜をみようと再び歩きはじめる

京都は和菓子屋さんの多い街だが、この季節はどこも柏餅が並ぶ
千本丸太町の交差点角にある和菓子屋さんー若菜屋さんといったーにはじめて入る
草餅とふつうの柏餅をひとつづつ購入

佐伯さんでほうれん草などをゲット
そのまま帰途に着くはずだったが、ここまで来たらお豆腐屋さんにも寄っていこうと、
進路を東に取り、とようけ屋山本を目指す
定番の油揚一枚豆腐一丁で432円
荷物がだんだん増えていく

朝、コーヒー一杯飲んだだけで出てきたことを思い出す
腹が減ってきたので、気になりながら一度も入ったことのない定食屋目指す
とびた食堂の戸を開けて中に入って驚いた
もっと奥行のある広いお店だとばかり思っていたのだが、狭い
驚いたのは、その狭さではない
なんと昭和がそのまま残っている
ひょっとすると僕の知らない昭和初期の空気
入口の戸はタイムマシンの扉だったのか
親子丼と玉子丼を注文
のれんの奥の厨房から調理している音は聞こえてくるが、中は覗けない
丼は美味しかった
小上がりの席で正座していただく
帰ってきてgoogle mapに載っている写真をみてみたが、店内の空気はまったく写っていない
実際に行って食べてみるしかない

ひと息ついて、両手に荷物をぶら下げ、一条通り商店街をぶらぶらと帰る
家を出てから三時間経っていた
歩行距離約8キロ
京都の街は歩いてみないとわからない