2020年12月29日火曜日

嵐電

嵐山に住む知人を見舞うために嵐電ー京福電鉄に乗った。帷子の辻で北野線から嵐山本線に乗り換えるのだが、待ち合わせ時間が長い。駅のホームのラックに置いてある観光地図を手に取って広げてみた。 あらためて、自分が住んでいるエリアがいわゆる観光名所と呼ばれている寺社に囲まれていることに驚いてしまう。コロナ禍の今、インバウンド客もほぼいない状態なので電車が混み合うことは少ないが、去年の今頃であれば、これは観光列車か、と思うくらいの観光客が座席を占拠していたことを思い出した。この地に住みはじめて6年目に入るが、ほんとどこも行ってない。動線とすると、街中方面、つまり、東南の方向への移動は多いけれど、西方面といったら、月末の稽古会で宇多野に行くくらいで、まったくと言ってよいくらい探検してない。この観光地図を見ながら、嵐山、太秦エリアを少し歩いてみることにしようか。年の瀬に、そんなことをふと思った。