2021年3月27日土曜日

国土焦土化計画

聖火リレーが始まったというニュース。これは日本焦土化計画のはじまりではないのか。オリンピックは意地でもやります、という日本政府のメッセージが発令されたわけだ。一年前、五輪は中止されるだろうという予想を書いたが甘かった。五輪は中止または延期した方がよいという世論にもかかわらず、「五輪をやりました」という実績を欲しているのは、いったいどこの誰なのだ? 「オリンピック開催をコロナ対策に優先します」というメッセージを政府が送ったことになるのは明らかで、これまでは緊急事態宣言に付き合っていたけれど、それならば、こっちも勝手にやりますと国民の側が思っても仕方あるまい。結果として、大きなコロナ第4波の襲来を予想するのは論理的必然となる。五輪は無観客開催となり経済は動かず、いや、より傷み、医療は逼迫し、増えた借金だけが残る。これを国土焦土化計画と呼ばずなんと呼ぼう。オリンピックなんぞもう止めようや。