2021年3月22日月曜日

たのまれ講師

ZOOM利用には出遅れているというか、ほとんど使ってない。今回、頼まれ講師として、整体の成長論について話すことになってしまったので、少し準備をすることにした。話の内容以前に、セッティングが難しい。iPadをテーブルの上に置いて話すと、目線が下を向きすぎるとダメ出しされた。しかたなく本を積み上げて高さを出し、それをスキャン用に買ったスマホスタンドで垂直に向けるという綱渡り。更に、天井灯だと背景になる額縁に光が反射してしまうので、床に灯りをいくつか置いて間接照明にした。それだと手元が暗くなるので、スタンドをもうひとつといった具合で、テーブル周りはかなりカオスな状態。

話自体はまずまず順調。異文化教育から整体に至った道筋をちゃんと話せた気がするし、教育としての整体というものを育児論を通して話せた気がする。毎月、孫たちと付き合っているおかげですね。結局、一時間以上、あまりつっかえることなく喋りづめ。録音しておけばよかった。

質疑応答のなかで、着物の話が出てきたので、ちゃんと着物を着たときに出てきた感覚について話したのだけれど、このことは、以前書いたぞと思いつつ、終わってからパソコンのなかを手繰っていったら、2003年の「大人の気分」という文章だった。蔵出ししておいたので、興味のある方はどうぞ。洋服だとガキの気分から抜け出せなくて、なんで着物を着たら大人の気分になったのか。当時は、うまく説明できなかったのだけれど、いまならサラッといえる。先人とのつながりを感じられるからと。