来月3日、「片桐ユズルさんを偲ぶ会」をやるという。
やるというか、実行委員会に組み込まれていて、準備段階から関わっている。
この会を前に、ユズルさんに縁のある連句仲間三人で十三佛行
をやろうということになり、今月に入ってから巻きはじめた。
歌仙に比べ短いものなので、十日ほどで巻き上がった。
なかなかよいものが出来上がり、「種袋」の巻と名付けることにした。
せっかくだから「偲ぶ会」で皆に配るのはどうだろうと提案したところ、賛同を得た。最初は、コピー用紙に印刷してペラで渡せば良いだろうと考えたのだが、当然のことだけど安っぽい。せっかく配るのであれば、少し厚手の紙に両面印刷して、それを二つ折りにすれば冊子っぽくなるのでは。どのフォントを使おうか、サイズはどうしようか。紙の色はどうしよう。こういう作業は楽しくて、最後の折りの作業も、また楽しい。
連句の先生まで巻き込んで進めるうちに、先生の息子さんがかつて「ほんやら洞」でバイトしていたということまであらわになって驚いた。当日は、この十三佛行をベースに、頼まれているスピーチをやるつもりだ。