洛外の人が洛中に行くときに、ちょっと前までは「京都に出かける」と表現したらしい。洛中洛外については、井上章一の「京都ぎらい」に詳しく書かれている。一年前、京都に越してきて最初に丸善で買ったのが出たばかりのこの本で、面白く読ませてもらった。
どこまでが洛中で、どこからが洛外かというのは諸説あるようだが、私が住んでいるのは言うまでもなく洛外。最近では、行動半径がどんどん縮小して、「洛中」に行く機会が随分と減った。普段は自転車で移動しているのだが、南は丸太町通り、東は堀川、北は北大路、西は研修会館どまりである。西大路の東、北大路の南を洛中とすれば、実際には洛中も行動半径の中に入ってくるのだが、問題は堀川通り。
一週間か十日に一度は中央図書館に出かけている。丸太町通りまで下り、そこから東に進んで行くと中央図書館。ただ、ここから御所方面に向かおうとすると堀川通りが大きな壁となって立ちはだかる。京都市内を南北に貫く他の通りより幅の広い道路に過ぎないのだが、この堀川が越えられない。昔は、名前の通り川が流れていたのだろう、強力な結界になっている。結局、堀川丸太町の交差点で左折北上して帰ってくることが多い。
どのルートを使えば自転車で洛中に入れるのか、つまり堀川を越えられるのか? 最終的に見つけたのが中立売通。北野白梅町から一筋南の一条通りを東に進み、七本松通りのところで中立売通りに入り、そこから南東方向に下って行く。そのまま千本通りを越え、御所方面に向かうと堀川。ここだとなぜか堀川通りが越えられる。あとは、ゆるい下り道を東に南に自転車をこいでいれば烏丸丸太町にたどりつく。人力で移動していく面白味がこんなところにある。
2016年12月1日木曜日
2016年11月30日水曜日
2016年11月23日水曜日
2016年11月22日火曜日
嵐山
嵐電等持院駅まで徒歩3分
帷子ノ辻乗り換えで嵐山まで20分
家を出てから半時間で嵐山到着
普段は一輌で走っている北野線もこのシーズンは2輌編成のようで、
車内もえらく混み合っている
客の大半は観光客らしく、しかもその半数は外国人
観光客に囲まれていると、こちらまで観光気分になるのは不思議
人の流れに沿って動いていると、保津川右岸を上流に向かって歩いて行くことに
たしかに嵐山は紅葉の名所
インバウンド観光は輸出だとよくいわれる
嵐山に集まってきている外国人観光客を眺めていると、
金銭的なことのみならず、「紅葉狩り」という文化を輸出してるということがよくわかる
なんせ、紅葉を愛でる習慣のない人たちに平安時代から伝わる紅葉狩りの伝統を売ろうとしている
渡月橋を渡り、阪急嵐山に向かって歩く
河川敷は公園として整備され、屋台っぽいお店もたくさん出ている
帷子ノ辻乗り換えで嵐山まで20分
家を出てから半時間で嵐山到着
普段は一輌で走っている北野線もこのシーズンは2輌編成のようで、
車内もえらく混み合っている
客の大半は観光客らしく、しかもその半数は外国人
観光客に囲まれていると、こちらまで観光気分になるのは不思議
人の流れに沿って動いていると、保津川右岸を上流に向かって歩いて行くことに
たしかに嵐山は紅葉の名所
インバウンド観光は輸出だとよくいわれる
嵐山に集まってきている外国人観光客を眺めていると、
金銭的なことのみならず、「紅葉狩り」という文化を輸出してるということがよくわかる
なんせ、紅葉を愛でる習慣のない人たちに平安時代から伝わる紅葉狩りの伝統を売ろうとしている
渡月橋を渡り、阪急嵐山に向かって歩く
河川敷は公園として整備され、屋台っぽいお店もたくさん出ている
阪急嵐山からも観光客が続々と出てくる
この時期、嵐山を楽しむのであれば、午前の早い時間に出掛けた方が良さそうです
2016年11月20日日曜日
納豆汁
高野秀行の「謎のアジア納豆-そして帰ってきた〈日本納豆〉」は今年読んだ本の中でベスト3に入る傑作。これを読んで急に納豆汁を作りたくなった。クックパッドであらかたの作り方を確認。鍋に昆布を少しだけ敷いて、そこにイチョウ切りした大根を入れて火にかける。そこに秋田でもらってきていたなめこ缶を開け、豚肉はウインナーソーセージで代用することにして細かく刻んで放り込む。冷凍保存していた納豆を解凍し、それをすり鉢に移し味噌と一緒に擦っていく。大根が煮えたくらいで、この納豆&味噌を鍋に入れる。気がつくと鍋一杯の納豆汁もどきが出来上がってしまった。この量だと、むこう三日は納豆汁だな。味見すると材料の種類が少ない分、やや平板な感じは否めない。つぎ作るときは、油揚げは入れなくてはと思う。食べてみると胃にこないで、ハラにくる。お腹があたたまってきて、いかにもこれは冬のたべものだ。
納豆汁なるものをはじめて食べたのは秋田に行ったときのことで、義妹が作って食べさせてくれた。芋煮などにつながる東北特有のたべものらしい。山菜やらキノコが入っていたような。娘に訊いたたら、里芋も入ってたよとのこと。たしかに、里芋を入れると美味しいだろう。ねばねば系総出演だな。「謎のアジア納豆」によると、日本において納豆のルーツは秋田にありということになっているらしい。また納豆は東南アジアの山岳民族の間で広く作られていて、ただ、日本のものほど糸引きしない。食べ方も多用で、潰して平べったくおせんべいのようにして乾燥させて保存させ、使うときは、それを割って料理の材料として使ったり、調味料として使うことが多いらしい。日本で納豆=糸を引くものとされてきたのは最近のことで、ご飯と一緒に食べることに特化された結果ではないかという。また、海側の住民は魚醤系の調味料を使うのに対し、山岳系の民は納豆を調味料として使う。非常に説得力のある説。秋田南部内陸住民=シャン民族説など照葉樹林文化論などと繋がってきてまことに愉しい。
納豆汁なるものをはじめて食べたのは秋田に行ったときのことで、義妹が作って食べさせてくれた。芋煮などにつながる東北特有のたべものらしい。山菜やらキノコが入っていたような。娘に訊いたたら、里芋も入ってたよとのこと。たしかに、里芋を入れると美味しいだろう。ねばねば系総出演だな。「謎のアジア納豆」によると、日本において納豆のルーツは秋田にありということになっているらしい。また納豆は東南アジアの山岳民族の間で広く作られていて、ただ、日本のものほど糸引きしない。食べ方も多用で、潰して平べったくおせんべいのようにして乾燥させて保存させ、使うときは、それを割って料理の材料として使ったり、調味料として使うことが多いらしい。日本で納豆=糸を引くものとされてきたのは最近のことで、ご飯と一緒に食べることに特化された結果ではないかという。また、海側の住民は魚醤系の調味料を使うのに対し、山岳系の民は納豆を調味料として使う。非常に説得力のある説。秋田南部内陸住民=シャン民族説など照葉樹林文化論などと繋がってきてまことに愉しい。
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