2013年6月2日日曜日

年配者と稽古

年配者にはつい甘くなる
どこかで、もう手遅れだからという気持ちがあるからだ
おまけに、年配者の仲間入りしつつある自分自身を甘やかしたいという下心もある

それでも年季というものはある
60歳で稽古を始め80歳に至れば、稽古歴20年ということになる
この80歳を普通の80歳と思ってしまうと、それは不見識というもので、
やはりキャリア20年の稽古人なのだ
もともと質素な幼年時代を送り、骨が戦後生まれの我々と比して太い人たちなのだ
正直なところ、二十年後(もしまだ生きていればのはなしだが)、
あのレベルでカクシャクとしていられるか、甚だ自信がない

手遅れという意味においては、皆同じである
二十代で整体を学び始めた私にしても同様
継続は力なりをより処に、歳を重ねていくしかないではないか

以後、年配者を甘やかすのはやめます