2014年7月10日木曜日

ラジオ

朝5時に目覚ましをセット
いつものことだが、アラームが鳴る前に目覚めてしまう
目覚しを解除
といって、布団から抜け出すのも大儀なので、ラジオのスイッチを入れる
アルゼンチンーオランダ戦はすでに始まっている
サッカーのラジオ中継を聴くには、相応の蓄積が要る
半醒半睡のまま聴いているうちに
延長戦を終えても決着はつかずPK戦へ
がばと起き出しラジオごと階下に移動
と思ったら、「ラジオ置いてって」と妻の声
なんだ、聴いてたんだ
台所に置いてあるもう一台のラジオを点けダイヤルを回す
ネットのストリーミング映像を観るという手もあるのだが、
タイムラグがあって、ラジオの臨場感に負けてしまう
なんと、オランダが二人外して、アルゼンチンが勝ち抜ける
決勝はドイツーアルゼンチン

テレビを観なくなって久しい
代わりにラジオの音声が流れていることが多い
都合3台あって、うち2台は手廻し発電機つきのものだ
ラジオ放送(殊にAM放送)というのは、いってみれば、
「枯れた」技術で出来上がっているメディアで、
受信機自体、ここ50年間、いやもっと長い間、進化していない
半世紀前、各家庭に鎮座していたマジックアイ(懐かしい)付の5球スーパーであっても、
いま流れている放送を受信することができる
真空管がトランジスタになり、さらにはICチップに替わっただけだ
ネットラジオというのもあって、
インターネットを通じて、ラジオ局につながることはできる
しかし、線として繋がっているようで、ラジオを聴いている気がしない
やはり、ラジオは「波」として伝わってくるものを直に受け止めるのがよい