列車は大歩危を過ぎ、善通寺を経て、瀬戸内海を越えていく。休日前のせいなのか、岡山駅は混み合っている。新幹線で新大阪、そして京都。わずか4時間で高知から京都に帰ってくるという不思議。
今回歩いたのは、23番札所薬王寺から28番大日寺。お寺間の距離にして150キロ。実際に歩いた距離は180キロ。それを8日かけて歩いてきた。ここから、高知市内に入り、1番から最も遠い足摺岬を目指すことになる。ますます、帰って来れなくなってくる。
帰って来て三日目。朝5時になると、まず脚が目覚めてくる。そして「さあ、今日も歩こう」と呼びかけてくる。おいおい、今日はオフなんですけど。続きは来月。