2024年10月10日木曜日

EU2025 その1

来年の6月、ヨーロッパに行くことになった。
前回の渡欧は2013年のことだから、実に12年ぶりということになる。

そもそも数ヶ月先のことしか予定を決められないたちなのに、9ヶ月先のことを考えろという。これだけで前途多難。ここ十年で世界は随分と変わってしまった。端的にいうと、日本が落ち目になってきた。コロナ禍に戦争に、あしもとでは地震。不安定でしかたがない。なのに来年の予定など立てて大丈夫なのか。

航空運賃を調べて驚いた。往復20万円もするのだ。円安だからなのか、シベリアルートが絶たれいるせいなのか。11年前にいったい運賃はいかほどだったのだろうと、パソコンの奥をゴソゴソ漁っていたら、当時の出納帳が出てきた。フィンエアーで往復12万円。ヘルシンキ経由で往路はデュッセルドルフまで飛び、帰りはパリからヘルシンキ経由で成田。交換レートは1ユーロ130円を使っている。今は1ユーロ160円。おまけに、ここ10年のインフレ率は圧倒的に日本の方が低かったから、そりゃ、ヨーロッパから来る人にとって、日本の物価は安いはずである。物価ひとつとっても問題山積である。

航空券も買ってしまった。カタール航空。中東で戦争がエスカレートしないことを祈るのみ。

2024年10月1日火曜日

かわら版WEB公開

 かわら版デジタル化プロジェクト、軽い気持ちではじめたものの、結局3年かかってしまいました。片桐ユズルが亡くなって丸一年、ようやくウェブ公開に辿り着きました。ここまでの経緯はこのブログでも載せてきたので、以下を参照のこと。https://dohokids.blogspot.com/search/label/%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%82%89%E7%89%88

 1967年から1992年まで25年分を年度ごとPDF化しました。総ページ数は約2000頁。データ量としては全部で2GBくらいになります。できれば索引も作成したいところですが、これは次の人におまかせします。紙の原本は、立命館大学平和ミュージアムに預かっていただく予定です。

 初期のかわら版には、B4サイズの藁半紙の片面に印刷されていたものもありますが、号を重ねるうちにB5サイズ8頁立の形式に落ち着いていったようです。つまり、 B4サイズの用紙に両面印刷し真ん中で折り込んで8頁立てにするというもの。真ん中の見開きページは全面を一つの記事に使っているケースもあります。画像の取り込みはページ毎行っています。この見開きページも半分ずつ二つの画像として取り込み、両面印刷した場合でもページ立てが崩れないようにしています。ただ、こうすると見開きページは、いわゆるハラキリ状態になってしまうので、見開きページを一枚の画像として、その月の最終ページに追加しています。

 著作権法的に不透明な部分もあるので、当面、限定公開とします。閲覧希望者は、下記URLの申し込みフォームに必要項目を記入の上申し込んでください。折り返し、URLとパスワードをお知らせします。利用に際して、法的な枠組みから逸脱しないようご留意ください。また商用利用もお断りします。

片桐ユズル かわら版閲覧申請フォーム

かわら版デジタルアーカイブについてのご質問等はdohokids@gmail.com角南まで