2012年5月6日日曜日

ベイビーズ

DVDで観たがよかったです
劇場公開されるらしい

2012年5月4日金曜日

受け身の参加感覚

1)昨日の稽古で体験した「受身の参加感覚」の発現というのは稽古場でやろうとしてきたことのひとつの到達点のように思える。

2)稽古場で育てようとしているものは、よき「演奏者」ではなく、よき「聴衆」なんだろうと思いながら20年間稽古を続けてきた。つまり、出来なかったことが出来るようになる技の追求よりも、出来なかったことがなぜか出来てしまうようになる技の追求と言い換えてもよい。

3)「技」といってしまうと個人の技になってしまうから、むしろ「稽古法」と呼ぶべきだろうし、実際そう称してきた理由もこれで納得できる。

4)よき聴衆となったとして、それは職業にはなりそうもない。職業として成り立てば面白いのだろうが、それは当面難しそう。しかし、これが教養として多くの人たちに共有されれば、おそろしく強靭な文化力となる。

5)かくして、これを職業にできるのは稽古法を編み出せる者ということになる。

6)なぜ古典なのか、という問いに対する答もここにある。古典は稽古法の宝庫である。

7)振りかえって我が身を見れば、「出来なかったことを出来るようにさせる」教師的役割に堕し、稽古法を編み出す努力が決定的に足りてない。還暦を前にしての壁は、このような壁でもあったのだ。

30年の後

4月の下旬、Facebookで30年ぶりに繋がったインド人の知り合いRから
メッセージが届いた
「あなたの師匠の英語論文を読んだ。いま、京都に来ているから教えにきてくれ」
おいおい、そう簡単にはいかないよ〜
「いま身動きとれないから、京都の同僚を紹介しようか?」
と返事したら、「是非」との答え
京都で稽古場を担当しているTに電話してみると、
「うまく説明できないと思うけど、いいですよ」と快諾を得た
「了解はもらったから、一度訪ねてみたら。ただし、英語は通じないよ」
と折り返し伝言する
単純に右から左へ振っただけで、無責任のそしりは免れないが、
かといって、これ以上出来ることもない
稽古場の空気だけでも体験してもらえればそれでいいか

一週間ほどして思わぬ人から電話をもらったーKさん
そうか、英語教師だったKさん、京都の稽古場に通ってたんだ
Tに乞われてだろうと思うのだが、Rが稽古場を訪ねていったとき同席したとのこと
顛末を聞いて笑ってしまった
Rが「インドでも近代化が進んで、伝統との乖離が進行中で、これは問題だと思う」
と話したというのだ
私がDに紹介したのは裕之先生の
"The Idea of the Body in Japanese Culture and its Dismantlement"
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ijshs/2/0/2_0_8/_article
つまり明治維新によっていかに日本人の身体観が変容していったかという内容

Rと私はアメリカ系ヒッピー大学(と呼ばれていた)FWCの同窓生
伝統的なるものからの脱出を30年前は目指していたのだ
それが30年の時を経て、「伝統的文化を・・・」などと二人とも話している
笑っちゃうではないか
しかも、筋が一本通っていると感じている
これは、Tも同様で、Tの「身体教育研究所に入らなければ、この歳でお茶やってませんよ」
という言葉は、そのまま私にも当てはまる
前述のKさんは、奇しくも30年前のFWCを知っている方
不思議な縁ではある

その後、RからもTからもナシのつぶてである
まったく・・・ 
本人たちの印象はどうだったんだろう

身体教育研究所HPの英語版の充実を切に望みます

2012年5月3日木曜日

禁糖メニュー

料理写真を楽しみにしている人が若干名いる(?)ようなので、
禁糖に入ってからの「作品」をアップ
禁糖をはじめたのはよいのだけれど、どうも今年はしくじってばかり
6日目に買ってきたしめ鯖、一切れ口にして甘酢であることに気づく始末
でも買っちゃったし、美味しいし、独りだし、食べるしかない
自炊派になってしまった今年は禁糖はやりやすいはずなのに・・・
「なんちゃって禁糖」になりそうな予感

鶏肉アボガドのわさび醤油炒め+トースト

海鮮アボカド丼

鶏肉の塩麹焼き+小松菜の炒め物+新タマネギと卵の味噌汁

禁糖の味方はホームベーカリー
砂糖なしフランスパンが定番

2012年5月2日水曜日

5月

■4月30日の夕方、汐留で催される知人の音楽会に向かう途中、大井町駅に降り立った。ずいぶん懐かしく、数えてみるとなんと5週間ぶり。乗り換えは東急の改札を出て、そのまま数十歩でJRの改札にたどり着くのだが、いったん外に出て、横断歩道を渡り、コンコースを通って、アトレ側のJR改札を抜けることにした。なじみのある風景、なじみのある空気。でも、自分の感覚が微妙に変わっていることに気づいた。いい感じではないか。

■4月はほとんど自宅から3キロ圏内で過ごした。もちろん、その3キロ圏から離れることはあったけれど、気分とすると3キロ圏内、もっといえば、自宅に引きこもって主夫をしていた。四国遍路の対極、と言えなくもない。自分の中では、四国遍路は生きている。ほんとなら今頃愛媛を歩いているはずだ、などと思うこともある。ただ、ひとに訊かれると「故あって延期です」と答えるほかない。四国にでかける前に、やるべきことがあった、という話である。

■人の生活とはこのように成り立っているのか。これまで人まかせーつまり妻まかせにしていた衣食住のこまごまとした家事を自分でやってみて多くの発見があった。「主夫とは百姓に似たり」と書いたが、予想以上に天気等々外の変化と呼応してことが進んでいく。基本手仕事で、洗濯、料理などなど「水」との付き合いも多い。ずいぶん創造的だし、段取り命、という意味では万事に通じる。理念に殉ずる感のあった自分の仕事観をちょっと反省。

■カレンダーは5月。この月をどのように過ごすか思案中。妻の入院生活はまだしばらく続き、一方、稽古会は再開される。それこそ、稽古と主夫業を両立させなくてはならない。これほどの期間稽古から遠ざかったことはないから不安もある。でも、大井町駅に降り立ったときの感覚の変化、それを取っ掛かりにして、これまでとは違った切り口でやれそうな予感がする。

■四国? 通し打ちが難しければ、区切り打ちという手もあるし…。

2012年4月29日日曜日

4月の読書

遍路みち* 津村節子 講談社 2010
正しいパンツのたたみ方 南野忠晴 岩波ジュニア新書 2011
動員の革命 津田大介 中公新書ラクレ 2012
いま集合的無意識を、 神林長平 ハヤカワ文庫 2012
富士山噴火* 鎌田浩毅 講談社ブルーバックス 2007
死ぬな生きろ* 藤原新也 スイッチ・パブリッシング 2010
日本史の誕生 岡田英弘 ちくま文庫 2008
福島原発の真実 今西憲之+週刊朝日取材班 朝日新聞出版 2012
大往生したけりゃ医療とかかわるな 中村仁一 幻冬舎文庫 2012

2012年4月28日土曜日

等々力競技場

社会復帰するにはまず人ごみに馴れるべし
と、等々力競技場でリハビリに臨むことにした(すごい理由づけ)

サッカーを生で観るのは一年半ぶり
等々力競技場に足を運ぶのは二年ぶり
その盛り上がり方に驚くとともに、
自由席がどんどん削られ、指定席が増えていることに憤慨する

風間新監督への期待度は高い模様


かろうじて、アウェイゴール裏の一階に座る場所をみつけ試合開始を待つ
広島の選手がウォーミングアップをはじめると
佐藤寿人の充実ぶりに目が釘付けになる
尻の張り具合が素晴らしく、期待できそうな予感

結果は1−4でアウェイの広島の勝ち
佐藤寿人も2ゴールを挙げる
守りはしっかりしているし、ボールの奪いどころがよい
圧倒的に広島の方が、見てて楽しいサッカーをしている
一方の川崎は、冒険心に欠ける印象

風間監督がんばって