2013年10月25日金曜日

day 27-28 寄り道

サンパウローパリーヘルシンキー成田
地球を半周するわけだから、さすがに遠い

サンパウロ空港に向かう途中、公設市場に寄ってくれた
これが正真正銘のラストイベント
市場はどこの国に行っても活気に溢れている
特産品のお菓子をお土産用に買い込みバッグに詰める
二週間の間にサンパウロの気候は随分夏らしくなり30度超え

二週間ぶりのパリ
といってもCDG空港で乗り継ぐだけ
荷物はサンパウロから成田まで自動的に送られる手はずになっている
ちゃんと届くか不安はあるけれど…
サンパウロ空港でライターを没収されたのはショック
CDG到着後、喫煙所で煙草を吸っている人に火を借りて一服
パリはそれほど寒くない

ヘルシンキ便の出発が遅れ、成田便に接続できないという
なんと関空便に振り替えられ、その後、関空ー成田に飛べという
ところが、その関空便にも間に合わず、
なんとヘルシンキ泊に
帰国は一日延びることになりました
長時間の移動を覚悟していた身には、熱いシャワーと柔らかいベッドはありがたい
現在の外の気温は8℃

2013年10月23日水曜日

day 27 さよならサンパウロ

さて、4週間の遠征も終わりです
日本のことはいうまでもなく、
ドイツ、フランスに行っていたことさえ忘れています
ちょっとばかり旅疲れ=食べづかれも出てきたところなので、
引き上げるにはちょうどよいタイミングかもしれません

ここから最後の苦行が待っています
サンパウロから12時間かけてまたパリに戻り、
シャルルドゴール空港に数時間滞在
今度はヘルシンキ行きのフィンエアーに乗り継ぎ、
ヘルシンキで慌ただしく成田便に飛び乗って
日本到着は金曜日の午前8時
なんと30時間の旅程になります

無事日本にたどり着けるのか
ブラジルのゆるい空気にどっぷり使った体に
日本の空気は厳しすぎないか
まあ、心配は後回しにして、
最後の荷造りに取り掛かることにします

day 26 PUC

いよいよブラジル滞在も残すところあと一日
最後の行事として、田中さんが教えている大学を訪ねることにした
通称PUC(プッキ)と呼ばれている大学
フルのスペルは
Pontificia Universidade Catolica, Sao Pauloということになる


田中さんが教えているのは
Comunicação das Artes do Corpoというコース
身体芸術によるコミュニケーション、とでも訳すのか?
毎週火曜日2コマ担当しているそうだが、
驚いたのは、一コマ目が午前7時半開始であるということ

参観させてもらったのは、10時15分からの2コマ目
床の雑巾掛けから始まる風景は、もう稽古会
わーお、田中さんポルトガル語で授業してる!



おー、学生たち若い!
もう、それだけで満足


こういう授業がない日本の大学ってクソだな
などと思いながら、教室の壁際に座って観ていた
「身体教育」という言葉がはじめて腑に落ちた


(授業終了後リベルダージのカフェで)

2013年10月22日火曜日

室内楽の夕べ

今週の土曜日、ドイツ稽古会にも参加された星野えり子さんと足立恵美さんの音楽会が東京であります。体調さえよければ(帰国翌日w)私も出かけようと思っています。ドイツでご案内をいただいていたのですが告知が遅くなってしまいました。画質が悪いのはご容認ください。


2013年10月21日月曜日

day 23-25 Ubatuba

海の近くの宿泊施設で合宿を
というのでやってきたのがUbatuba
サンパウロから250キロくらい離れた大西洋に面したリゾート

ところが
休憩を入れ6時間かけて辿り着いたのが
ニューエージアンの巣窟のようなコミュニティ
しかも、ここの人たちも一緒に稽古する、らしい
おいおい最後の最後でこれかい?
まあ、自分の過去に落とし前をつけろという天の配剤、
と前向きに考える他ない

http://curadoresdaterra.com.br/home.html



二日目午前中に稽古
テーマは「度合」と決めていた
田中さんのところで稽古したとき、
触れたときの度合が足らず、
手が止まらないー深さが出ないー同調しない
という課題が見えていたから、これだけはやっておきたかった
手の甲に集注するー手を遠くから動かすー遠くからちからをもってくる
といった実習を混ぜながら、最後は接触内観点のところまで
やや力技ではあったけども持ち込んだ
相手を操作しようとせず、
カタを持って人との接触を図る稽古のことを動法と呼びます、
という主旨は伝わったのではないか

日英葡西4ヶ国語が飛び交い、
参加者の国籍も日本、ブラジル、ベネズエラ、コロンビア、アルゼンチンにまたがる
こんな多国籍な稽古会というのも珍しい
ここのスタッフ4人を加えたものにしては上出来だったとしておこう


そして海
ここの管理人をやっている男はヨットマン(本職は歯科医)で、
http://taoboat.blogspot.com.br/
自分のヨットで大西洋を渡ったこともあるという
丸太をくり抜いて造ったカヌーで彼のヨットまで案内してもらった
縄文山田くんに引き合わせたいくらいだ
静かな湾内を、この夏初体験したSUPでいく人をみると
親しみを覚えてしまう
大西洋の水に浸かったのは15分ほどだったが、
結構塩っぱかった



田中さんともゆっくり話ができた
ブラジルに渡って19年、
この発展途上の若い国に「動法」の土壌を着実に広げている
今回、来てみて、実際に人が動くことの大切さを改めて感じている

2013年10月19日土曜日

day 22 餅つき

一週間ぶりにEmbuに田中さんを訪ねる
一連の公演を終え、今日がその打ち上げということになるそうで、
午前中は活元運動、そしてその後は食事会へと続く

ブラジル名物シュハスコも供されると聞いていたので楽しみにしていた
シュハスコは炭火をおこして、その上に載せた網の上で肉野菜を焼く
肉の大きさが半端なくデカイ
サンパウロではベジタリアンのお宅に寄宿しているので、
ほとんど肉は食べておらず、ちょっと頬が緩む
(この顔を晒すと非難されそうなので、敢えて手だけにしておきます)
塩がよくきいていて美味い
芋の粉を炒り上げたファリーニャと一緒に食べる



食事の後は、しばらく昼寝
そして今度はなんと餅つき大会
田中さん手作りの臼と杵で交代でついていく
それぞれが慣れない格好でやるものだから可笑しくてしかたない
餅つきならば、薪割りもあるぞと、この夏、鳥越のワンネスでやった薪割り動画をみせたら大いにウケた


このあと更に、デザートタイムとなったので、
今度は、皆にお茶を点てて一日を締めくくった
実に陽気な仲間たちである

ブラジル滞在も終盤
これで終わりかと思いきや
明日からは海だそうです

日本を出て以来、胃袋は快調
体重は減るどころか、ひょっとして増えているかも
この上、日焼けして帰ったら
家族はもちろん、同僚たちにも「よく遊んで来たな〜」と嫌味を言われそうである

2013年10月18日金曜日

day 20-21 iki - respiração

田中さんとそのグループが9月から続けている"iki - respiração"連続公演の最後となるインディオの村での公演に随行。サンパウロから高速道路を一時間、そこからさらに穴ぼこだらけで、しかもぬかるんだ山道を一時間ほど入ったところにある集落。70家族300人が暮らす村ということだ。稽古会にきているホージェ(画像でシテを務めている大柄な男性)つながりで、この村での公演が実現することになったそうである。会場は村の儀式に使われている集会所のような場所。村の外の人間に使わせてくれるのは例外ということのようだ。



公演のあと、村の儀式を見せてもらったのだが、子どもたちの遊びと体操を兼ねているようで興味深い。合間合間に、大人が大きなキセルに詰めた煙草を手に会場の四隅を歩く姿によって、これが儀式として行われていることを思い出させてくれる。儀式はエンドレスに延々と続く。しかも毎晩やるという。棒を手にした指導役の大人の指示で、男の子たちがグルグル移動し、指導者は、その棒をある高さに水平に置いて、その上を飛び越えさせたり、あるいはくぐらせたりといったところからはじめて、その後、段々難易度を高めていく。体育としてはすごくよく構成されている。その間、女の子たちは、少し離れたところで、単純で振りは小さいが、骨っぽい動きで踊り歌う。年頃の男女が二手に向かい合って掛け合うものもあって、それなど歌垣を思わせる。

宿泊棟ーといってもただの広い部屋にマットレスを敷き、その上に寝袋を広げるーに戻ったら9時を回っている。準備してきた食料を皆(総勢15名)でいただく。あとはもう寝るだけ。静かだし、準備してくれた寝袋は暖かくて瞬く間に眠りに落ちる。

翌日(つまり今日ですが)は、その集落から分かれたという、もう一つの小さな集落を訪ね、そしてサンパウロに戻って来た。