2021年7月27日火曜日

気ばたらき

 「気が利く」「気配り」「気がつく」といった「気」を含んだ言葉は日常会話の中で頻繁に使われる。あまり使われてないが「気働き」という言葉もある。晴哉先生は、この「気働き」ができなければ整体はできないと仰っている。ただ、この気働きということがこれまでよくわからなかった。ところがあるとき、ママが発した独り言を聞き取って先回りしてお手伝いする、今回家出してきた三歳児の姿をみて、なるほど「気働き」とはこういうものなのかと腑に落ちた経験がある。長男、一人っ子にはなかなかできない過剰のない自然な動き方なのだ。