2013年4月1日月曜日

笈の小文


百骸九竅の中に物有。かりに名付て風羅坊といふ。誠にうすものゝかぜに破れやすからん事をいふにやあらむ。かれ狂句を好こと久し。終に生涯のはかりごとゝなす。ある時は倦て放擲せん事をおもひ、ある時はすゝむで人にかたむ事をほこり、是非胸中にたゝかふて、これが為に身安からず。しばらく身を立む事をねがへども、これが為にさへられ、暫ク学て愚を暁ン事をおもへども、是が為に破られ、つゐに無能無芸にして、只此一筋に繋る。西行の和歌における、宗祇の連歌における、雪舟の絵における、利休が茶における、其貫道(通カ)する物は一なり。しかも風雅におけるもの、造化にしたがひて四時を友とす。見る処花にあらずといふ事なし。おもふ処月にあらずといふ事なし。像花にあらざる時は夷狄にひとし。心花にあらざる時は鳥獣に類ス。夷狄を出、鳥獣を離れて、造化にしたがひ、造化にかへれとなり。

と、長々と引用したのが「笈の小文」冒頭の一節。この芭蕉の自負には驚くばかりだが、裕之先生が身体教育研究所の活動を通して行わんとしてきたのは、この系譜の中に「晴哉の整体における」という一節を付け加えることであった。「天才」を「明治生まれの日本人」と読み替えるところから始められた野口晴哉研究は、「日本文化」と呼ばれているものを読み解く「動法と内観的身体」という鉱脈に突き当たり、更には、近代と前近代の裂け目を射程に入れながら、今年25周年を迎える。

2013年3月31日日曜日

花冷え

なぜさくらのはなははらはらとおちるのだろう


DJANGO

先日はじめてタランティーノの映画を劇場で観た
ジャンゴー繋がれざる者
その中にJim Croceの"I got a name"が使われていてめちゃ懐かしかった
1973年の曲だからな〜
思わずアマゾンに注文してしまったよ

2013年3月30日土曜日

3月の読書

やっと歴史シリーズに一区切り

あの戦争と日本人* 半藤一利 文藝春秋 2011
昭和史 戦後篇 1945-1989* 半藤一利 平凡社ライブラリー 2009
羆撃ち* 久保俊治 小学館 2009
サムライブルーの料理人* 西芳照 白水社 2011
それども日本人は「戦争」を選んだ* 加藤陽子 朝日新聞社 2009
恐れるな! イビチャ・オシム  角川oneテーマ21新書 2010
ブラック・ジャック創作秘話 吉本浩二 秋田書店 2011
さらさらさん 大野更紗 ポプラ社 2013
abさんご 黒田夏子 文藝春秋 2013
小さな建築 隈研吾 岩波新書 2013
逝かない身体* 川口有美子 医学書院 2009

2013年3月28日木曜日

夜桜

2013年3月27日水曜日

生動気韻

「動法」「内観」で検索してみたら、中国新聞に掲載された畏友安森和子女史のテキストが出てきた。身体教育研究所HPの非公開領域に埋もれていたものが現在は発掘可能になっているらしい。1993年、つまり20年前に書かれ文章なのだが、まったく色褪せてない。スキャンデータも手元にあったので、併せて公開することにする。著作権上問題があればご指摘いただきたい。文中の整体法研究所は身体教育研究所と読み替えてください。【】内をクリックするとテキストが表示され、画像をクリックするとオリジナルサイズの画像が表示されます。

01【立つ
 02【坐る
03【歩く
04【足袋
05【墨すり
 06【筆動法
 07【動象墨韻
08【定まる

2013年3月23日土曜日

2013年春

3月も下旬といっても、
今月はまだ一週間以上あるじゃないか
2月と大違い
桜も満開

4月には整体協会も公益社団法人
晴れて身体教育研究所という名称も定款に載る
これにあわせて、昨年末で職員制度は解消
かくして指導者は野に放たれた
僕など同じ組織から二度退職したことになる
稽古証制度も今月末で終了
結局、外圧でしか組織というものは変わらない
受け身の整体という意味では、らしいと言えなくもない

事務局を卒業して丸4年
なんとか生き延びてきた
僕の仕事を引き継いでくれたSさんも頑張った
あのまま居残って、この公益法人化の手続きに関わる
という選択肢はあったけれど、
交代してなければ、おそらく今頃僕は燃え尽きてた
世代交代も進行中

娘の卒業就職離職再就職があり、
震災があって、カミさんの入院があって、僕自身が還暦を迎え
まあ、四年間がなんとも慌ただしく
アップダウンを激しく繰り返しながら
過ぎていった

2013年の春