2016年10月1日土曜日

10月1日

稽古会が終わって一晩すぎたらもう10月ではないか。今回も知恵熱出そうな三日間で、おまけに泊り客が26日から続いたことも影響しているのか、昨晩は爆睡。気がついたら昼近くになっていた。陽が射していたのであわてて洗濯機を回す。このところ雨の日が多く、陽が出ると条件反射的に洗濯する習慣が生まれた。6月末にやったせうそこの掘り起こし原稿に朱を入れていたらあっという間に日が傾いてくる。ほんと、もう秋なのだ。もっとも、暦の上ではもう晩秋に入ってしまっている。時計の針を見るともう17時。買物にでも出かけようかと思っているところに、Bさんから空間現代ライブのお知らせメール。ライブは今晩20時から百万遍南のアンスティチュ・フランセ関西、つまり昔の日仏会館。そういえば、Kさん興味あるかもとメールしてみたら「行きたい!」との返事が来たので、急遽出掛けることにして、買物はあきらめ、Yさんがお土産に持ってきてくれていた新潟の厚揚げをフライパンで焼き、生姜醤油で食べ小腹を満たす。19時に家を出て白梅町からバスで百万遍。Kさんは会場の一番奥の二つだけ置いてある椅子に座って待っていてくれたので、その隣に座る。つまり敬老席だ。ライブは結構な賑わいで、百人近い人たちが立ち見の状態。稽古会関係者の姿もチラホラ。今日はドラムがやたら和太鼓に聞こえてきた。ライブ終わったら21時。再び百万遍まで歩き、西方向へのバスが行ってしまったので、同じ系統のバスを逆向きに乗ったら、丸太町通りではなく東大路を南に走りはじめ、結局、祇園経由で白梅町。随分大回りしてしまったが、期せずして京都ナイトクルーズになってしまう。祇園界隈って、夜でも観光客で賑わってるのね。結局、帰宅は22時過ぎになってしまった。それでも、ライブ開始3時間前に告知を受け、そのままさっと動けてしまうというのは、京都のサイズ感に依るところが大きい。この街で暮らしはじめて丸一年になる。

2016年9月28日水曜日

9月の読書

パール判事* 中島岳志 白水ブックス 2012
うつくしい列島* 池澤夏樹 河出書房新社 2015
新しい風土記へ* 鶴見俊輔座談 朝日新書 2010
オリジンから考える* 鶴見俊輔・小田実 岩波書店 2011
身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。* 安田登 春秋社 2012
飛魂* 多和田葉子 講談社 1998
アメリカ* 多和田葉子 青土社2006
ソーシャルファイナンス革命 慎泰俊 技術評論社 2012
言文一致体の誕生* 橋本治 朝日出版社 2010

2016年9月27日火曜日

秋のたより

引っ越し一周年!
それにしても、今月はしんどかった〜

2016年9月24日土曜日

老鶴萬里心

額装されている書を取り出し掛けてみた
父の部屋に掛かっていたもの

老鶴萬里心
調べてみたら杜甫の漢詩で、この前に、
「蟄龍三冬臥」という句が先んじて置かれる

蟄龍三冬臥 老鶴萬里心

気分とすれば前段ですね


2016年9月17日土曜日

満月

民泊

訪ねてきてくれた人の多くが、
「ここ民泊にするとはやりますよ」と仰る
たしかに、ロケーションといい、建物といい、民泊向きではある

すでに宿泊所にはなりつつある
今年のはじめからどれくらいの人が泊まりにきたか数えてみた
15人、宿泊数にすれば19泊
平均すると、毎月2人、3泊弱といったところ
さすがに熱帯夜の続く8月はゼロ

人が来てくれることは嬉しい
一人暮らしだと、人と喋る機会は少ない
泊まりがけで来た人と話していると、オレってこんなにおしゃべりだったっけ
と思うくらい話す
もちろん、相手によるけれど

月末の稽古会や修養講座の宿泊所として使ってもらうのも結構
ただ、研修会館との往復になるから京都情緒は味わえない
稽古とは別立てで来ていただいたほうが愉しめる
毎月25日には天満宮(徒歩10分)に市が立つし、神社お寺の行事も多い
そいういえば、空間現代のライブハウスもオープンする

もうすぐ引っ越して一年だ

2016年9月13日火曜日

崇徳院

薪能が行われるというので主催者に問い合わせたら、上京区役所か会場となる白峯神社で前売券が買えるとのこと。郵便局や図書館に行く予定もあったので、郵便局、中央図書館、白峯神宮という順路で回ることにして自転車で出発。

地図で見ると白峯神宮は堀川今出川交差点の東に位置している。洛外居住者の私にとって、この堀川通りは難所なのです。堀川通りは、京都市内を南北に貫く他の通りより幅の広い交通量の多い道路に過ぎないのだが、自転車で市内を移動していると、この堀川、よほど気合を入れないと越えられない。洛中洛外の境界線は時代とともに外に広がっていったと思われるが、どの時代か、ここを流れる堀川が洛中洛外を隔てる強力な境であったとしか思えない。

千本丸太町の定食屋でランチを食べ、白峯神宮へ向かうことにする。基本、北へ東へ動いていけばよいので、車の少なそうな道をのんびり走らせる。途中、拾得の看板をみつける。まだあるんだ〜。さらに北に向かうと白山湯という銭湯。そういえば、銭湯経営者には石川出身者が多いという話を思い出し、スナップを撮る。



白峯神宮で祀られているのは崇徳院。いま読んでいる二冊の本の中に出てくるのだ、崇徳天皇が。橋本治の『言文一致体の誕生』の第二章には天台宗の僧、慈円はなぜ「愚管抄」を漢字かな交じりの文体で書かねばならなかったかという解釈が、だらだらと、もとへ、橋本文体で綴られている。歴史的背景となるのが保元の乱で、その当事者かつ敗者が崇徳院。もう一冊の『身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。』(安田登)も面白い。おくのほそ道を夢幻能に喩えてーそういう見立てだったとしか思えないですねー解説していく。無論、芭蕉が追いかけたのは西行で、その西行の仕事の最たるものは保元の乱によって讃岐に流され怨霊となった崇徳院の鎮魂だったという。社務所で前売券を買い、本殿にお参りする。蹴鞠で有名な神社でした。