2019年3月14日木曜日

ネットミニマム

iPad miniの不調暴走は、電池交換を依頼したとき、駆体に歪みが生じてしまったことに起因するようだ。ipad miniを長く使おうという目論見は結果的に失敗に終わってしまった。不安定なipadに触れる時間が激減し、かといって画面の小さいiphoneだと文字の入力もおぼつかず、結局、ネットで費やされていた時間が大幅に減るという効果を産んでいる。テレビも新聞もなく、ニュースをネット、SNSに頼っていたから、世の中との隔離度は格段に増したことになる。とはいえ、情報量が減ったからといって、世の中の動きに取り残されている感じもなく、むしろ、過剰なノイズにかく乱されることなく、読書生活は充実している。メールもパソコン(こっちのバッテリーもへたっている)で書くことが増え、ひさしぶりにキーボードを叩いている。新しいipad miniが間もなく販売されるという噂もあって、いざ新しいものをみてしまうと、喜びいさんでお店に走る、という可能性もあるのだけれど、なんせ、どんどん貧乏になってきているので、このままネット環境もミニマムな方向に進むことになるのかもしれない。

ロードムービー

続けてアメリカ映画を観てきた
「運び屋」と「グリーンブック」の二本
前者はイーストウッド監督作品
後者はアカデミー作品賞をとったものの、物議をかもしているそうな
共通しているのは、いずれもがロードムービーであること
「運び屋」はイリノイからメキシコ国境のエルパソへ
「グリーンブック」はニューヨークからディープサウスへ
当然、車の中のシーンも多い
ラジオからはポップソングが流れてくる
イーストウッドが車を運転しながら”Hang 'em On"を口ずさんているシーン
(聞きまちがいではないとおもう)には吹き出してしまった
”Hang 'em On"ー「奴らを高く吊るせ」はイーストウッド1968年の監督主演作品

『トグヴィルが見たアメリカ』(レオ・ダムロッシュ 白水社 2012)は面白い
「アメリカのデモクラシー」という名著(未読です)を著すことになる、
トグヴィルの9ヶ月に及ぶアメリカ滞在を一次資料を駆使しながら再構築したもので、
1830年のアメリカの風景ー人々が西へ西へ移動した様が活写されている
もっと早く、この本を読んでいたら、僕のアメリカ理解は深まったはずなのだが、
実際にこの本が出版されたのは21世紀にはいってからなのだ

ロードムービーって、アメリカ人の移動欲求を再現したものなんだ
そのように理解すると、いろんなものが腑に落ちてくる

集注稽古

10連休?
稽古するしかない

【日時】  4/27,29,30,5/1,3,4,5のべ7日 11時〜16時
【会費】  1日5000円 
【定員】  5名 予約制
【参加資格】 整体協会会員であること

【日程および稽古内容】

4月27日 カタと同調1 
4月29日 動法入門 
4月30日 合掌行気以前・合掌行気 
5月 1日 筆動法入門・筆動法 
5月 3日 カタと同調2 
5月 4日 活元運動以前・活元運動 
5月 5日 連座入門・連座


【申し込み問い合わせ】
等持院稽古場 075-465-3138  toujiin@keikojo.jp

2019年3月6日水曜日

長寿

人生100年時代、だそうである
最近、そんな記事をネットでも目にする回数が増えてきたような気がする
単純に年金支給年齢を先延ばしようという世論づくりではないかと疑っているのだが、
高齢者が増えていることは確かである

人生100年といっても、実際に百歳超えの人と知遇を得たのはひとりだけ
1911年生まれ、つまり晴哉先生と同い年の方で田邊さんという
90代後半から大井町稽古場に通いはじめ、
百歳になっても、ひとりで電車を乗り継いで月に何度か通われていた
包装機械関係で特許をいくつも持っていて、悠々自適の生活
ドイツ語講座を聴くのを日課とされていた
百歳が近づいてくると、会う人会う人、「百歳まで頑張ってくださいね」と
励まされることが増えたようで、本人も、百歳まで生きることが目標になってしまった
で、いざ百歳になってしまうと、気が抜けてしまうのですね
あるとき、百歳になった田邊さんと生まれたばかりの男の子が同じ時間に大井町稽古場にやってきたことがあって、ちょうど一世紀を隔てた二人が対面することになった
なかなか佳い風景でした

自分が人生どのあたりにいるのか、最近、ますますわからなくなってきた

2019年2月28日木曜日

せうそこ6

等持院での「せうそこ」シリーズもようやく第6号の印刷版が出て、一区切り。あしかけ三年やったことになる。自家保存用をのぞき手元に印刷版の1号〜3号はすでになく、新規に手にすることは難しそう。どこかの稽古場でほこりをかぶっている売れ残りがあれば、それは稀少版です。


2月の読書

七帝柔道記* 増田俊也 角川書店 2013
辛口サイショーの人生案内* 最相葉月 ミシマ社 2015
希望の格闘技* 中井祐樹 イーストプレス 2014
賞味期限のウソ* 井出留美 幻冬舎新書 2016
チェルノブイリの祈り* スベトラーナ・アレクシエービッチ 岩波現代文庫 2011
異教の隣人* 釈徹宗+毎日新聞 晶文社 2018
タコの心身問題* ピーター・ゴドフリー=スミス みすず書房 2018
ナグネ* 最相葉月 岩波新書 2015
旅人の表現術* 角幡唯介 集英社 2016
ぐうたら農法* 西村和雄 Gakken 2018
希望の教育学 * パウロ・フレイレ 太郎次郎社 2001
時間についての十二章* 内山節 岩波書店 2011

2019年2月21日木曜日

70年代

 図書館から甲斐(扶佐義)さんの写真集を集中的に借りてきて眺めている。1970年代から2000年代にかけて、ほんやら洞のあった京都出町周辺で撮られたものが多い。『Beautiful Women in Kyoto』と題された写真集に写っている美女群の中に知り合いのひとりくらい含まれているのではないかと頁をめくってみたが、見事なくらいいない。唯一の例外は、女の子を背負ったアイリーン・スミスの姿をみつけたくらいのもの。実に、美女たちとの知遇を得てなかったことを思いしらされる。ぼくが東京に居を移した86年以前のものが少なかったとはいえ、これは予想外。それでも、70年代の写真は、いかにも昭和である。和服姿の男性も多く登場する。当時、そんなに和服で歩いている老人がいたかしら、まったく記憶に残っていない。70年代は40年前の話なのですと言われてもピンとこず、ほんのひと昔という感覚しかない。


Beautiful Women in Kyoto 冬青社 2006
京都の子どもたち 京都新聞出版センター 2003
八文字屋の美女たち 2000 八文字屋本 2000
八文字屋の美女たち 1999 八文字屋本 1999
笑う鴨川 リブロポート 1996
地図のない京都 径書房 1992
狸橋の子どもたち 八文字屋 1991