着物の国のはてな?* 片野ゆか 集英社 2020
きもの文化と日本* 伊藤元重・矢嶋孝敏 日本経済新聞 2016
江戸おんな絵姿* 藤沢周平 文藝春秋 2016
テヘランのすてきな女* 金井真紀 晶文社 2024
アナーキスト人類学のための断章* デヴィッド・グレーバー 以文社 2006
京都花園天授ヶ丘* 並木鏡太郎 愛媛新聞社 2003
室町ワンダーランド* 清水克行 文藝春秋 2024
植物考* 藤原辰史 生きのびるブックス 2022
小さきものの近代1* 渡辺京二 弦書房 2022
明日31日、予定通り開催します。
お天気どうなんでしょうね。ご無理されませんように。
5月末~6月初めに等持院稽古場で行われたこの輪島漆器販売義援金プロジェクトは、7月、カフェ・フロッシュさんに引き継がれました。それでもまだ、漆器は残っています。器を戻す前に、もう一度だけ、輪島漆器の会を開くことにします。前回より、二、三割引の値札をつけます。前回来られなかった方、漆器に目覚めてしまったリピーターの方歓迎です。月末には、この暑さが和らいでいることを願うのみです。
【日時】8月31日(土)10時~15時
【場所】京都市北区等持院北町8-3 等持院稽古場
駐車場はありません
【問い合わせ】メールで角南(すなみ)まで
*輪島漆器販売義援金プロジェクト
糸魚川市在住の山田修さん(ぬなかわヒスイ工房 https://nunakawa.ocnk.net/)は、2月から能登半島地震の被災地支援に継続的に入っています。その支援活動の中で出会った被災者の方から災害関連ゴミとして処分される寸前であった輪島漆器を大量に預かることになります。四月、それらを代行販売して義援金とするプロジェクトを立ち上げました。売上金は全額、義援金として器の持ち主に手渡されます。
和装の世界に足を踏み入れると、「へんだな」と感じることがあれこれ出てくる。着物振興を謳いながら着物人口を増やそうとしている風もない。連れ合いが図書館から借りてきた「着物の国のはてな?」に横から手を伸ばし、その本から「きもの文化と日本 」にたどり着いた。この2冊の本、これまでモヤモヤしていた着物業界にまつわる疑問の多くに答えてくれた。やっぱりそうか〜、ということばかり。