2024年8月16日金曜日

冷蔵庫を冷やす

今年の夏はアイスクリームをよく食べている。
これまでなら、ハーゲンダッツのバニラのパイントサイズをひと夏かけて食べるというのが夏の贅沢だったのだが、今年はすでに三つ目に入っている。グリーンティーを試したら、これも気に入ってしまい、そうなるとストロベリーも食べたくなって、とうとう冷凍庫に3種類のハーゲンダッツのパイント揃い組になってしまった。

冷凍庫からアイスクリームを取り出して、蓋を開けて掬おうとしたら妙にゆるい。溶けてはいないのだけれど、スプーンがスッと入ってしまう。この暑さに冷蔵庫の冷却能力がなくなってきている。この小型の冷蔵庫、引っ越してきてすぐに買ったものだから、もう9年使っている。そろそろ寿命なのか? 概ね冷蔵庫は大型のものの方が冷却能力は高い。大型のものの方が潤沢に断熱素材を使っているから、大型の冷蔵庫の方が冷却効率は高く、小型の冷蔵庫を比べても電気代に大きな差はない。でも、場所を取られるのが嫌で、あえて小ぶりの冷蔵庫にした。

冷蔵庫の側面に触れたら発熱している。気張ってるわけだ。熱中症寸前と言ってもよい。このまま続けていると、爆発はしないだろうが、燃え尽きてしまいそうだ。側面に濡れタオルを垂れ下がらせて風を当ててみることにした。気化熱を使って冷蔵庫を冷まそうという魂胆である。サーキュレーターの風をしばらく当てていると少し冷めてきた感じはある。これはいけそうと、一晩、風を送り続けることにした。

翌朝、冷蔵庫を開けてみると、気持ち冷えている。空冷式の冷蔵庫って、洒落にならない。でも、これで夏を越せそうだ。